あさイチ、後見人の弁護士が4200万横領

今日のあさイチは成年後見人のトラブル事例

実母が認知症で、弁護士さんに成年後見人をお願いした結果、4200万横領されるという実話から始まりました。

この問題は身近に起こりうるテーマですし

番組でもわかりやすく話が出ていましたので、ご紹介させていただきますね。

成年後見人の弁護士に4200万、横領される

実母の成年後見人を弁護士Aに依頼して、半年後400

その弁護士Aに電話すると弁護士Aは席を外しているとの電話対応があり、怪しいのではないかと感じる女性

弁護士A作成の財産目録を確認すると、預金通帳のコピーがないことがわかりました。

ここで女性は

家庭裁判所で「成年後見人=弁護士Aを代えてほしい」と家族がお願いするのですが

「横領しない限り後見人を代えることができない」との回答を受ける。

そして3年後…

認知症の老人ホームから電話

弁護士Aが払うはずの施設の利用料が支払われてなかった

そこで、女性は慌てて、家庭裁判所に連絡しました。

結果、銀行口座を調べると、実母からお金が引き落とされたという事実がわかります。

ここで、お金は戻ってくるのか?が気になるところですが

4200万の横領に対して、一部弁済としては800万程度ではないかと専門家の意見

女性は、「母が一生懸命働いたお金がこんな風になって…」と涙のインタビューで終わりました。

成年後見人の制度

では、成年後見人はどうやって決めるのでしょう。DSC_0436

まず、家族などが家庭裁判所に申し立てるところから始まります。

そして、弁護士・司法書士・社会福祉士・親族の中から、家庭裁判所が〇〇さんが後見人ですと決めます。

弁護士の中から選ぶときは、家庭裁判所は弁護士会と連絡し、弁護士候補者(研修を受けたもので選ばれた方)から選ぶことになります。

今回の弁護士Aもその手順で選ばれたとのこと

それでは、今回のケースはなぜ弁護士が選定されたのか?

大きな理由は、女性の実母の財産が多額であり、親族でトラブルになる可能性があるという理由とのことです。

さらに、女性が家庭裁判所に「後見人を代えてほしい」と言ったのになぜ?

これは、基本後見人と被後見人は被後見人が亡くなるまでが基本

あるいは、後見人が病気で辞任するケースなどで、解任は後見人の不祥事が要件とのことでした。

後見人を選定した家庭裁判所の責任は?

裁判所としてはできる監督をしていましたと責任を負うことはほとんどないとのことです。

 

親族が成年後見人でもトラブルはある

次に親族が後見人になった事例が紹介されました。

ある姉弟の家族の話で、姉が成年後見人になり実母の資産2000万を使い果たしたという実話でした。

結局姉弟ケンカになるわけですが、その後実母の介護を献身的にしていた姉も実母の介護をしなくなったと悲しい結果に

成年後見人でもトラブルの解決策は?

成年後見人のトラブルや問題は多く、他にも色々紹介されていましたが

(ここからは私の所見です)

いつもあさイチの番組は、トラブル・問題の解決策まで番組で放送してくださるのですが、今回は「これ」といった解決策がなく

「これは問題だよね」という流れでした。それだけ、後見人の問題は山積みなんでしょうね。

私自身、家庭裁判所は弱者の守り神ではないことも、色々な相談現場から聞いています。

私たちにできることは

「家庭裁判所や弁護士だからといって過信しない」

そして、いつかは迎える親の介護に備えて

本当に頼ることのできる協力者(家族や知識のある方)と念入りに情報共有をして賢く乗り切る

ということでしょうか。

そして、今回は、2000万、4000万と貯金のある実母の話ですが

お金がない

ことも家族にとっても大きな問題です。

備えあればということで

少しでもお役に立ちましたら、うれしいです。