魚の骨事件と手術給付金!!【トピックス】【お役立ち情報】

こんばんは。ファイナンシャルプランナーの佐藤友美です。

今日は友人のちょっと変わった、医療保険に関する事件をご紹介します。

(もちろん友人の了解済みです(^^)/)

 



『魚の骨事件と手術給付金!!』

 

私の友人のA子さんはその日、お昼ごはんにスーパーで買った「ホッケ(魚)のお弁当」を持参していました。お昼になり、お弁当を食べていると

「痛っ!!」

ホッケの骨が喉に刺さった感覚が。

 

結構しっかり刺さってしまったその骨を、どうにかお昼休み中に抜きたい、といろいろ試しましたが、全く取れません。そうこうしているうちに午後の仕事の時間になってしまい、やむなく仕事に戻りました。

仕事が終わり帰宅すると、子供たちがお腹を空かせて待っています。

まだ刺さっている魚の骨を煩わしく思いながらも、夕食の準備をしたそうです。

しかし喉に刺さった魚の骨が痛くて夕食も食べることができず、次の日の仕事にも支障が出ると考えたA子さんは、意を決して救急病院に行きました。


病院で診てもらうと、診察して間もなくホッケの骨は除去されました。

実にあっけなく、10分もかからずに終ったそうです。

 

A子さんが安心してお会計を終わらせると、診療明細書に『手術』という文字が。

そして『咽頭異物摘出術(簡単)』という手術名が記載されていました。

 

A子さんは、とっさに思いました。

「手術の点数が付いてる!これは医療保険から手術給付金がもらえるかも!」

A子さんは、さっそく保険会社に確認して手術給付金の請求を行いました。

 

 

結果は、、、

 

 

2週間足らずで、A子さんの口座に5万円の手術給付金が入金されました。

入金のタイミングがクリスマスの直前だったため、

A子さん家族のクリスマスはちょっと豪華になったそうです。

 

A子さんは入院日額1万円の医療保険に加入しており、手術の倍率が5倍だったため

1万円×5倍(手術の倍率)=5万円(給付金の額)

となりました。(保険内容によって、手術給付の状況は異なります。)

 


今回このお話を紹介したのは、私がご相談をお受けしたお客様からも、

過去の病気やケガ、手術について

「これって、給付対象になるかしら?」

というご相談を何件もお受けした経験があったからです。

 

そして、のちに給付請求を行って、実際給付を受けられた方もいらっしゃいます。

 

 

すべてのケースが給付に該当するかは病気やケガの状況と保険の内容によりますが、気になっていることがある方は、ぜひ保険会社のコールセンターなどに問い合わせてみてください。(日帰り入院や外来の手術でも)

基本的に保険金請求の期限は3年とされていますが、3年を過ぎていても必要書類がすべて用意できる場合は、対応してくれる保険会社もありますので、諦めずに聞いてみましょう!

 

保険の内容がわからなくても

ケガの名前や病気の名前

手術名

入院日数

などがわかっていれば、ある程度の給付状況はわかることが多いと思います。

 

実際、医療保険のお世話にはなりたくはありませんが、もしもの時の保険です。

該当した時にきちんと給付を受けられるように、ご自身の加入している保険の内容を確認してみてくださいね。

また、診療明細もすぐに捨ててしまわず、どんな治療を受けたのかをチラッと確認する癖をつけるといいかもしれませんね。

 

プロフィール

佐藤FPオフィス代表