「コロナ不安の今、家計は何に気をつければいいですか?」【ご質問】

名古屋・日進 のファイナンシャルプランナー、

家計 & コツコツ投資の専門家・えーるFPサポート・早乙女美幸です。

今日もみなさんの家計にえーるを送ります

 

暑さが厳しくなってきましたが、体調はいかがですか?

 

先日、うちで「冷蔵庫に麦茶がないとカルピス飲んじゃうから、麦茶作っておいて」

と言われました。

これ、子どもではなく、夫のセリフ。

夫甘党、私ビール党の我が家です。(^^)

 

家計は何に気をつければいい?~家計相談会でのご質問

 

さて、表題のご質問は、6月から相談員をしている家計相談会で、最近よく聞くお声です。

「コロナ不安の今、家計は何に気をつければいいですか?」

 

みなさんのご家庭はいかがですか?

 

私のお返事はというと、

「今、いくら使って生活しているか聞かれたら、答えられますか?」

と逆にお聞きしています。

 

それに対して、

「ん~大体○○円かなあ…」と、おずおずだったり、

「毎月○○円です!」と、きっぱりだったり、

答え方はいろいろですが、みなさん答えてくださいます。

 

それに対してまた質問。

「教育費も保険料もそこに入ってますか?」

「車検代や税金は?」

「家具とか家電の購入費は?」

「旅行代は? 冠婚葬祭・交際費は?」

 

するとみなさん、少々混乱して

「えー、わかんない…」

「なるほど、そういう支出もあるか…」

とまたいろんな反応をされますが、

徐々に、ご自分たちが考えていた以外にもいろんな支出があることに気がついてくださいます。

 

 

こんなやり取りをしながら、家計に不安があるのであれば、

「今、いくら使って生活しているか」をまずしっかり掴みましょう、

と、お話させていただいています。

 

「貯金ができません…」

「このままでいいか不安…」

そんな風に思っていても、

同時に今いくら使って生活しているかわからない…

実はそんなご家庭が多いです。

 

まずは、現状把握、ですね!

 

家計の支出をつかむ方法

 

では、家計支出の金額をつかむ方法はというと、

まず生活費を大きく 5項目ととらえ、1年間の金額をつかみます。

 

生活費の5項目とは?

 

1.子どもの教育費

2.住宅費

3.保険料

4.基本生活費

5.貯蓄

 

この考え方は、家計の将来シミュレーションを作成したり、家計の予算立てにも使えるものです。

 

1~3は、人生の時期によって支出額が変化します。

 

1.子どもの教育費… 子どもの年齢で大きく変化する。

2.住宅費… 賃貸か、持ち家か、また住宅ローンのありなしで大きく変化する。

3.保険料… 保険料の払い込み期間かどうか、契約内容の見直しなどでで大きく変化する。

 

このような、時期によって変化する3項目は、

時期によりあまり変化しない基本生活費とは区分けして考えることで、

予算を立てるときにも考えやすく、将来シミュレーションもより正確に描くことができます。

 

そして、この3項目は、支出の記録を見ることで、割とカンタンにつかめます。

クレジットカードの利用明細と預金通帳をチェックすればほとんどわかると思いますし、

保険料を給与天引きにしている場合は、合わせて給与明細のチェックでつかめますね。

 

 

基本生活費を2本立てに

 

続いて、基本生活費を二つに分けてとらえます。

毎月の生活費: 毎月コンスタントにかかる生活費

(光熱水費、食費、通信費、交通費、美容衛生費、教養娯楽費、医療費、個人こづかいetc)

年管理生活費: 毎月はかからないが、年に~数回、割とまとまった金額がかかるもの

 

①は、2~3ヶ月、レシートを貯めて、大体の我が家の金額を把握しましょう。

 

そして、②が私の質問していたもので、見落としがちな支出です。

 

例えば、

● 車検・税金などの車維持費用

● 家具・家電・寝具などの費用、

● 旅行・帰省費用、

● 冠婚葬祭・交際費、などです。

 

毎年のようにかかるものもあれば、いつかかるかわからないものもあるかと思います。

…エアコンをいつ買うか、わからない…けれど、買うときは結構な出費になりますよね?

 

この年管理支出は、各項目大体の金額を考えて、えいやっと予算どりしてしまいましょう。

 

 

この年管理予算ができると、家計の全体像がつかめます。

 

 

そしてこの表(手取り収入=支出+貯蓄)にあてはめると、むりなくできる貯蓄可能額がわかります。

この貯蓄可能額は先どりして貯めたいですね。

 

まずはここが我が家の家計の現状です。

現状をつかんだら、ざっくり予算決めして生活してみましょう。

毎月の支出は細かく費目を分けずに、総額だけチェックします。

 

これくらいザックリであれば続けやすいと思いますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

 

我が家の支出、FPと一緒にチェックしませんか?

 

えーるFPサポートでは、この考え方をもとに、

 

● お客様の「昨年1年間の支出表(手取り収入=支出+貯蓄)」の作成

(昨年1年間にできた貯蓄のほんとうの金額がわかります。)

● 「年管理生活費のチェック表」の作成

● お客様の家計の「予算決め」のお手伝い

● お客様の家計の「将来シミュレーション」の作成

 

…をさせていただき、家計に関する疑問・不安にお答えしています。

 

この機会に、今の家計をクリアにしたい方、

不安をなくして今できることを知りたい方は、

お問い合せフォームからご連絡くださいね。

 

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早乙女美幸

えーるFPサポート代表 早乙女美幸