大切な家族のために!ペット保険に加入していますか?
こんにちは、女性のお金の専門家、マイライフエフピー®認定ライターの久保友貴です。
現在、日本全国でペットとして飼われている犬猫の数は、約1850万匹です。
また、新型コロナウイルスの影響で在宅時間が長くなったことで、ペットの飼育ニーズが高まっています。
人間の世界と同様にペットも長寿・高齢化が進み、平均寿命は犬で14.44歳、猫で15.03歳です。このペットの年齢は人間の70歳以上に相当します!
私も猫(女の子・5歳)と暮らしています。
ペットには公的医療保険がなく、病院にかかった場合は100%自己負担です。入院や手術になれば治療費も高額になるので、ペット保険に加入しております。
ペット保険を取り扱う会社は現在、15社以上!
本日は、私がペット保険に加入する際、どのように選んだのかをお話しさせていただきます。
■ペット保険は損害保険
契約は1年ごとで、毎年の更新時にペットの年齢とともに保険料が上がっていきます。
ペット保険を扱う会社によって支払われる保険金額や補償内容も様々です。
補償内容は5割と7割を選ぶパターンが多く、補償割合が高くなると保険料も上がります。
■ペット保険選びのポイント
私はかかりつけの獣医さんに聞きました。
犬種、猫種、また性別によって「なりやすい病気」があります。
それを教えてもらい、その病気をカバーしているかをチェックしました。
また、保険によっては「免責金額」や「最低治療費の制限」を設定しているので、おおよその治療費も教えてもらい、日々の生活費や貯蓄の中からペットに充ててもいいと思える金額はいくらで、保険でどれくらいカバーしたいのかを考えて選びました。
ペット保険の加入年齢は上限が設定されている場合があるので注意が必要です。
■保険金の請求方法
提携の動物病院で専用の保険証を提示すると、窓口での請求が補償額を差し引いた金額のみとなる窓口清算が可能な会社もあります。窓口清算ができない場合は、いったん窓口で全額を支払い、後日、保険会社に郵送などで請求書を送る必要があります。負担が軽くなったり、後日請求できるこの仕組みは、人間の健康保険や医療保険とほぼ同じです。
幸い、我が家の猫は病気することなく、すくすくと(ぷくぷくと!?)元気に過ごしてくれています。
■新サービスが続々と登場
ペット保険市場が拡大し、各保険会社は補償内容だけではなく、交流サイト(SNS)を使うなどをして「プラスα」が充実しております。
犬や猫などのメジャーなペットだけではなく、ペットの多様化への対応もしており、爬虫類、
モモンガ、ハムスター、カメ、フェレットなどの珍しい動物も補償対象として拡大中です。
各保険会社はもしもの事態に備えて、便利で対象の広い商品開発に今まで以上に力を注いでいます。
ペット保険、新サービスの例
サービス内容 | 特長 |
迷い猫探しの支援 | 発信機付の首輪をつけると捜索費を補償。
スマートフォンのアプリと連動させ、飼い猫の位置が地図上に表示される。 |
無料通信アプリの活用 | LINEで獣医師に相談可能。
診察時の明細書をスマートフォンで撮影してLINEに添付、病名や診察日、診察代金を入力するだけで保険金を請求できる。 |
保険対象の拡充 | イグアナなど爬虫類、オウムなど鳥類、フェレットなど珍しい動物も対象とする。 |
傷害の補償 | 歩けなくなったペットのための車いすの購入費用を補償する。 |
ペット保険を扱う保険会社によって取扱い商品は様々なので、検討しているサービスがある場合は取扱いがあるか確認しましょう。
ペット保険には金銭面以外にも、「補償があるという安心感」から、早めに病院を受診し、病気の早期発見につながるメリットもあります。
ペットは大切な家族です。それぞれ性格も違い、個性があります。そして、感情があり心があります。
ペットは私たちに色々なものを与えてくれます。お世話が大変に思う時もあるかも知れませんが、ただいてくれるだけでいい、かけがえのない存在です。
大切なペットのためにどこまで備えておくか、考えてみませんか?