子どもが自転車に乗るなら必要な2つ
こんにちは! 女性のお金の専門家
マイライフエフピー®認定講師・認定ライターの池田ひろみです。
全国交通安全運動が始まっていますね。
春は新生活で新たに自転車通勤・通学を始められる方や
入園する幼稚園生、進学して1人で登下校する小学1年生も増えるため、
歩行者の安全を確保するためにもこの時期に重点的に行っているそうです。
我が家は徒歩通学の小学5年生と電車通園の幼稚園児2人、3人の子どもがいます。
登下校中に起こった痛ましい交通事故のニュースを見るたびに、
親として子ども達には「安全に登校し無事に家に帰って来てほしい」と願わずにはいられません。
自転車に乗るときに必要な2つとは?
その1.ヘルメット
その2.自転車保険(個人賠償責任補償)
事故はぜったいに起こって欲しくないですが、いざという時に
「自分の命を守る」「相手がいた時に賠償責任をとれる」備えは必要ですよね。
その1.ヘルメット
2023年4月から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されているのはご存知でしょうか。
自転車乗車中の交通事故の場合、頭に致命傷を負う方の割合は約6割とのこと。
致死率はヘルメットを着用していなかった人がしていた人の約2.2倍高くなるようです。
我が家も家族それぞれ自転車を持っています。
小学5年生の長男は自転車に乗って1人で出掛けることも増え、
範囲もだんだん広くなってきています。
使用頻度は月に数回。それでも乗るからには、子ども達の命を守るためのヘルメット着用は必須ですね。
その2.自転車保険(個人賠償責任補償)
こちらは都道府県ごとに加入が義務化されています。
自転車乗車中の事故では、乗っていたのが小学生でも
●加害者になってしまう可能性がある
●過去には1億円近い高額賠償になった事例もある
という点で賠償責任補償に加入し、備えておく必要があります。
もしも、子どもが事故を起こし加害者になってしまった場合、
賠償責任は親である私たち夫婦にもあります。
もし1億円近い賠償金を請求されたら、保険に入っていなければ払うことは難しいですよね。
途方に暮れることになります。
保険はこのような高額な補償が必要な時のために備えておくものなんです。
自転車保険に加入する前に
「個人賠償責任補償」はすでに加入されている「自動車保険」や「火災保険」「傷害保険」に特約で付けている場合もあります。
その場合は自転車事故での賠償も補償されるのか確認しておきましょう。
特約自体の保険料は月100円~200円ですので、保険の加入時につけている方も多いです。
注意点として、「自動車保険」と「火災保険」の両方につけている場合でも、補償は重ねて出ません。
あくまでも、賠償額と同額が補償されるというものです。
また、保険の更新時に特約を解約してしまうと補償がなくなってしまいます。
補償を持っていなかった場合は「自転車保険」の加入を検討されてくださいね。
「自転車保険」は自転車事故に特化した保険です。
補償の範囲を選ぶことができ、それによって保険料も異なります。
家族に自転車を利用する人が1人でもいるなら
「命を守るヘルメット」「賠償責任をとれる補償」の備えはしておきましょう(*^^*)
保険についてのご相談は随時受け付けています!
元保険会社勤勤務の経験があり、
現在は保険商品は販売しない中立的な立場でご相談を承っております。
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FPオフィスClear 池田ひろみ