シングルマザーさんに役立つ給付と貸与奨学金(高校生以上のママさん向け)

みなさんこんにちは!

女性とお金の専門家、マイライフエフピー®認定講師の松田真里子です。

 

今回は、シングルマザーさんに役立つ給付と貸与奨学金のお話を、高校生以上のママさん向けに書いてみます。

 

お子様の希望に合わせた進路に進ませたい!費用をどうする?となった時に、
さまざまな奨学金制度などがありますので、利用できるものは、もれなく申請していきましょう。
民間の奨学金もいれると、数が多いため、抜粋して書かせていただきますね。

 

 

まずは、高校から見ていきましょう。

高校無償化

無償化の対象になるのは、実は授業料の部分だけで、
入学金・制服代・修学旅行費などの部分は自己負担です。

進学する高校の場所によっては、通学費用がかかったり、
部活をされる場合は、遠征費用などが必要になることも。

中学生までとは大きく出費がかわりますね。

 

大阪府では、いよいよ令和6年から私立高校も授業料無償化に拡充されます。
(令和6年度の高校3年生から段階的に適用で、令和8年度に全学年で授業料を完全無償化)

私の住んでいる奈良でも令和6年から拡充される部分があり、こちらは別途書きますね^^

 

高校生等奨学給付金

教科書費、教材費など、授業料以外の教育費を支援する返還不要の給付金です。
高校生のいる低所得者世帯が対象で、学校またはお住まいの都道府県への申し込みが必要です。

授業料が無償化のため、それ以外の教育費の負担を減らすために利用できる制度です。

文部科学省「高校生等への修学支援」について

 

 

 

次に、高校以上の進学を希望したい時には、この制度!というくらい、心強い制度がこちらの給付型奨学金です。

高等教育の修学支援新制度(授業料等減免と給付奨学金)

給付奨学金の対象となれば、大学・専門学校等の授業料・入学金も免除又は減額されます。
非課税世帯であれば満額です。

所得制限がありますが、下記を見ると、
ちょっと超えているくらいだと、対策をしないともったいない・・・と思いますよね?!

自宅から通う場合や自宅外の場合も考慮されていて、自宅外で最高670万円もの支援となります。
とってもありがたい制度ですね。

 

大学の入学金や授業料の目安は、令和3年度の文部科学省データによると、
国立の初年度納付金(入学金と授業料)が約82万円。2年目からは約54万円。
私立文系の大学であれば、初年度納付金が約119万円、2年目からは約96万円。
私立理系であれば、またさらに・・・となります。

 

(2024年の今年から、多子世帯や私立理工農系の学科等に通う学生にも支援が拡大されました)

 

日本学生支援機構(JASSO)の給付奨学金(返済不要)

 

こちらの奨学金、まだまだ知らない方もいて、学校からの案内も見た覚えがなく、
慌てて申請された方もいました。

奨学金は入学後の支給になるため、最初はご自身で高校3年生の間に納める必要があります。

ですので、受験費用等も考えると、高校3年生が、実は一番まとまった費用が必要な時期となります。

 

学校でも説明会を行っているところもありますが、もし分かりにくかったり、
具体的に、いつまでにどんな対策を打てばいいのか知りたい!という方は、
奨学金の講座で知識をいれたり、具体的なシミュレーションができる相談をご利用くださいね^^

 

 

お住いの市区町村により、独自の高校生以上が対象の母子家庭奨学金や、
入学支度金の補助がある場合もありますので、こちらもチェックです。

もし、足りないな・・・となれば、無利子・有利子の貸与型奨学金もあります。
民間の奨学金制度も利用される場合は、国の制度と併用できるかどうかもご確認ください。

 

私自身は、進学の時に、高校から貸与型奨学金を利用しましたが、
社会人になってから奨学金の返済があるのとないのとでは、お金の使い方がかわるなと思いました。。
高校と短大でしたが、卒業後にダブルでのしかかるのは、やっぱりきつかったです^^;
1人暮らしをしていたら、ますます・・・ですね。

 

まとめると、
給付型奨学金など、返済がいらない制度のものはしっかり申請する
いくつか申請して、通れば、どれを利用するか検討する
給付型では足りない!となれば、貸与型(返済要・無利子・有利子)を検討する

 

締切の時期もありますので、申請したい奨学金や制度があれば、
手帳に書いたり、見える場所に表にしておくのもオススメします。

 

児童手当や児童扶養手当があるうちに、貯金をこつこつ始めて、
高校・大学や専門学校の教育費を貯めていきたいですね。

 

 


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