NISAする?iDeCoする?私の場合は?

兵庫、大阪の女性のお金の専門家 浅井優花です。

昨年は、投資のスクールでNISAとiDeCoの講座の講師をさせていただいていました。
投資初心者の方だったのですが、NISAを始められた方がたくさんいらっしゃいました。

NISAの方がiDeCoより簡単に始められると感じられたようです。

では、本当はNISAとiDeCoどちらを始めたら、トクでしょうか?
(私は損得をすぐ考えてしまいます)

知っておきたい5つのポイント!

1. 引き出しの自由度(使いやすさ)

NISA:いつでも引き出せる(非課税期間内でもOK)

・iDeCo:60歳まで引き出せない(原則、途中解約不可)

2. 税制優遇(節税効果)

・NISA:運用益が非課税(投資額に対する税制優遇なし)

・iDeCo:運用益が非課税+掛金が全額所得控除(住民税・所得税が安くなる)
※児童扶養手当、大学給付型奨学金に影響があります。

3. 投資できる商品

・NISA:株式・投資信託・ETFなど幅広い選択肢がある

・iDeCo:主に投資信託+元本確保型(定期預金・保険)も選べる

4. コスト(手数料など)

・NISA:口座開設・維持費は無料(証券会社による)

・iDeCo:口座開設手数料(2,829円)+毎月の口座管理費(最低171円~)がかかる

5. 向いている人(活用のポイント)

・NISA:短期~中期の資産形成をしたい人(自由に売却可能)

・iDeCo:老後資金を確実に準備しつつ、所得税・住民税を節税したい人

私はどちらが良いのか?

「NISAとiDeCo、どちらが得か?」は一概には言えず、目的次第というのが結論になります。
それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらが「損」「得」と決めるのではなく、
**「何を重視するか」**で選ぶべきです。
例えば、
・短期間で使う可能性があるお金を増やしたいならNISAが有利(自由に引き出せる)
・老後資金を確実に貯めながら節税したいならiDeCoが有利(掛金が全額所得控除)
損をしないためには、「自分に合った制度を選ぶ」ことが重要ですね!
どちらを始めるのも、時間を味方にして、早めに始めてくださいね。