学びたいを応援!資格取得で使える給付金制度とは?

資格取得の費用が軽減
京都に住む女性のお金の専門家 井上里実です。
私はひとり親になり、お金の不安を抱えながら、子育てと仕事に追われる毎日を送っていました。
そんな中で、ふと将来のことを考えると「このままで本当に大丈夫かな…?」と悩むことも多くありました。
特に気になっていたのは、これからの収入をどうやって増やすかということ。
「貯金を増やすためにはやっぱり収入を増やすことが大切」と分かってはいても、では実際どうやって収入を増やせばいいのか…
「在宅や副業をやってみたい」
「ずっと働けるような資格や仕事を持ちたい」
だけど、そう思いながらも、子育てや仕事をしながら何かを学ぶって、時間もかかるしお金もかかる。
教育訓練給付制度とは?
そんな時にぜひ知ってほしいのが【教育訓練給付制度】です。
簡単に言うと、資格取得のための講座を受講すると、受講料の一部が国から支給される制度です。
つまり、国が資格取得を経済的に応援してくれる仕組みなんです。
「失業中しか使えないんじゃないの?」と思っていませんか?
実は、在職中でも使える講座がたくさんあります。私も以前はそう思い込んでいて、もったいないことをしていました。
一般教育訓練給付金
まずは、利用しやすい一般教育訓練給付金からご紹介します。
【対象者】
雇用保険に原則1年以上加入している方(初めて利用する場合)
パートや派遣でも、条件を満たせば対象になることがあります。
【対象講座】
FP(ファイナンシャルプランナー)
医療事務
簿記
パソコンスキル講座 など、比較的短期間で取得できる資格が多め
【支給内容】
受講料の20%(上限10万円)が支給されます
【特徴】
オンライン受講できる講座も多く、子育て中でも学びやすい
比較的ハードルが低く、初めてのスキルアップにぴったり
専門実践教育訓練給付金
次に、より高額な給付型が受けられる専門実践教育訓練給付金です。
【対象者】
雇用保険に原則2年以上加入している方
失業中でも利用可能(ただし就職意欲が必要)
【対象講座】
看護師
保育士
介護福祉士
社会保険労務士
キャリアコンサルタント など、国家資格や専門性の高い資格
【支給内容】
受講料の最大70%(年間最大112万円)が支給されます
修了後に就職・転職すると、さらに追加で20%(最大で合計96%)の支給も!
【特徴】
費用負担が大幅に軽減される
資格取得後のキャリアアップや再就職に直結する
インターネットで「専門実践教育訓練給付金」と検索すると対象講座が見られます。
利用の流れ
①ハローワークに相談・申請(講座開始の1か月前が目安)
②対象講座を選んで受講スタート!
③修了後に再度申請すると、給付金が指定口座に振り込まれます。
※事前の手続きが必要なので、まずはお近くのハローワークで相談してみてくださいね。
自分の未来のために今できること
子育てと仕事の両立って、本当に大変です。
でも、これからの将来に向けて、
「今の働き方を続けられるか不安」
「もっと柔軟に働きたい」
「子どもが手を離れた後に向けて何か準備したい」
こんな思いがあるなら、この給付金制度を活用して、お金の不安を減らしながら、スキルアップや資格取得に挑戦できます。
誰かのために頑張る日々の中で、少しだけ「自分のための学びの時間」をつくってみませんか。
それは、未来の自分を支える大きな【投資】になるかもしれません。
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