(前編)食費を抑える私のちょっとした工夫

東京都在住 女性のお金の専門家 谷古宇寛奈(やこうかんな)です。
10月から食品の値上げが約3000品目
とニュースで聞いたとき、ゾッとしました(>_<)
それでもなるべく食費は増やしたくない…
そこで、私が実際に続けている「食費の工夫」をご紹介します。
前編は、買い物の仕方や意識していることについて
後編は、食材活用や実際のレシピをご紹介します。
まずは固定費の見直しから
節約というと、つい「食費を削る」「外食を減らす」ことを思い浮かべがちですが
実は最初に見直したいのは“固定費”です。
通信費や保険料、サブスクなどを整理することで、毎月の支出が改善されます。
固定費を整えたうえで、次に考えるのが“食費の見直し”です。
料理未経験からスタートした試行錯誤
結婚するまでずっと実家暮らしで、料理は一切したことがありませんでした。
結婚してから、主婦としての生活がスタート。
離婚を経験しましたが主婦歴23年、試行錯誤を重ねながら
今の“節約スタイル”にたどり着きました。
はじめのころは、レシピ本を見ながら作っても上手くいかないことも…。
それでも、「おいしく節約したい」という気持ちで、いろいろ試してきました。
私の買い物ルール
●スマホで在庫メモを管理
食材の在庫はスマホのメモアプリで簡単に管理。
冷凍庫・冷蔵庫・常温の3カテゴリに分けて書いておくと便利です。
買い物中に「キャベツあったかな?」とメモを確認してダブり買いを防げますし、
フードロスもぐっと減ります。
●スーパーは週1+野菜の買い足し
1週間分の食材をまとめ買いしています。
特売品を中心に、カゴに入れながらざっくり献立を組むのがポイント!
「鰯が安いなら、今週は蒲焼きや南蛮漬けにしようかな」と、
買いながらメニューを決めていきます。
週の後半に野菜だけ買い足すことがあります。
●帰宅後に1週間分の献立を整える
買った食材と冷蔵庫やストックの在庫を見ながら
あるものだけで1週間分の献立をメモにまとめます。
バランスを見て、できるだけ買い足さなくていいように決めると
ムダが出にくくなります。
意識していること
“使い切れる量を買う”ことを意識しています。
たとえば大袋の野菜やお肉も、使いきれないと結果的にムダになってしまうことも。
そのまま保存するものもあれば、冷凍や作り置きをすることで
食材を最後まで使い切れるようにしています。
週1の買い物でも、計画と管理次第で無駄なく節約できます。
手間はかかるけど時短につながる
作り置きや下ごしらえは、たしかに手間がかかります。
でも、そのぶん時短につながります。
例えば週末に作り置きしておくと平日の夕飯づくりが簡単に!
毎日のご飯づくりも、ちょっとした仕組みを作るだけでぐっとラクになります。
「買い方」を整えたら、次は「使い方」
後編では、私が実際に続けている作り置きや節約レシピ
食材を使い切るアイデアを具体的にご紹介します。お楽しみに(^^)