金利上昇で家計はどう変わる?子育て世代の住宅ローンと教育費

こんにちは! 子育てママのお金の専門家

マイライフエフピー®認定ライター・認定講師の池田ひろみです。

 

最近「金利上昇」のニュースを目にする機会が増えました!

実際に、個別相談のお客さまからも

「変動金利で住宅ローンを組んだけど、このままで大丈夫?

毎月の返済額が上がって不安…

借り換えを検討した方がいい?」

など、住宅ローンについてのお悩みを聞かせていただくようになりました。

物価高と相まって、家計への影響はとても大きいですね。

これまで日本では、1999年に『ゼロ金利政策』が始まり2024年に解除されるまで、長く「低金利時代」でした。

そのため、「お金は借りやすいけど、預金では増えにくい」という環境が続いていました。

しかし今、少しずつ、『金利のある世界』へ変化してきています。

今回は、子育て世代に関係の深い「住宅ローン」「教育費」への変化、そして家計全体への影響について書きたいと思います。

 

【住宅ローン】変動金利世帯は家計への影響に注意

特に影響が大きいのが、変動金利で住宅ローンを組んでいる家庭です。

例えば、【4,000万円を35年ローンを組んだ場合】

(※下記は分かりやすくするため、借入時点から金利が異なる場合で比較した試算です。)

金利0.5%で借りた場合、毎月返済額は約10.4万円、総支払額は約4361万円。

しかし、仮に金利が1.5%だと、毎月返済額は約12.3万円、総支払額は約5144万円になります。

差額は毎月約1.9万円。年間では約23万円、そして総支払額だと約783万円の違いになります。

子育て世代にとって、この金額差はかなり大きいですよね。

また、途中で金利が上がった分利息の支払いが増え、元本の減り緩やかになるため返済期間が延びる可能性も出てきます。

実際には、住宅ローンだけではなくさまざまな生活コストが上がっています。

  • 食費の値上がり
  • 学校関連費
  • 部活関連費
  • 習い事費用
  • 光熱費の上昇

今のこの金利上昇と物価高がもたらす、子育て世代の家計への影響は計り知れません。

我が家の家計でも、毎月の生活費や子ども関連の費用が年々増えていっています(-_-;)

これまでの低金利時代は、「今は金利が低いから多めに借りても大丈夫」という考え方が広がっていました。

ですが、金利が上がる時代では、【借りられる額】より【安心して返せる額】を意識することが大切です。

特に、変動金利を選択した場合、定期的に返済額が変わっていくことになります。月1万増えれば年間12万円。

住宅ローンの支払いが増えたからといって、子どもの習い事を1つ減らすわけにはいきません。かと言って食費も簡単には減らない。

家の購入を考える子育て世帯は、これから教育費のピークを迎える家庭も多い世代です。

住宅ローンだけを見ていると、後からくる教育費負担とのダブルパンチに困ることになりますね。

 

【教育費】実は金利の影響を受ける

教育費も、金利とは無関係ではありません。

例えば学資保険。低金利時代は返戻率が低く、「あまり増えない」と言われることもありました。

しかし今後は、以前より条件が改善される可能性があります。

学資保険を利用した貯金は教育費を確実に貯める手段の1つとしてお薦めです。

一方で注意したいのが、奨学金(貸与型)や教育ローンです。借りて返さないといけないタイプのもの。

例えば、日本学生支援機構の第二種奨学金は【利息あり】の制度。

金利が上昇すれば、将来の返済負担も増える可能性があります。

仮に月8万円(4年間で384万円)を借りて、返済期間を最長の20年間でシュミレーションした場合、金利1%では月々17737円(240回)、3%では月々21531円(240回)になります。

比較すると、総返済額には約91万円の差が出ることになります。

つまり、教育費は「必要になったら借りればいい」ではなく、借りなくても良いように「できるだけ早めに準備する」ことの重要性が高まっています。

また、金利は返済がスタートする時の金利になるため、上昇しているタイミングでは返済額にも大きく影響します。

 

子育て世代こそ【家計の土台作り】を

私たちの親の世代は「預けたら少しずつ増える」時代でした。そんな時代が少し戻ってきそうな感じがしています。

ですが、その一方で、住宅ローン・奨学金(貸与型)・教育ローン・車のローンなど、借りたお金を返すために、利子がこれまでよりも多くかかる時代の到来です。

だからこそ、今は

家計の固定費を見直す

教育費のゴールを早めに設定する

住宅ローンを正しく理解する

貯める力をつける

など、家計の土台をしっかり作り、整えておくことがとても大切です。

金利の変化はただの「ニュース」ではなく、私たちの暮らしに直接関係してきます。

今後どんな金利に変化したとしても、揺るがない家計を作っておけたら安心ですね。

 

個別相談では家計診断や将来安心な家計の土台作りまで、2時間でお伝えさせていただきます。

FPオフィスClear 池田ひろみ  お問い合わせはこちら(HP)

または、下記LINEよりお気軽にどうそ(*^^*)

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