カーシェアで車の維持費を軽減?~我が家の副収入~【体験談】
こんにちは。
沖縄県在住の子育てママを応援するお金の専門家 仲宗根偉子です。
私が住む沖縄県は車社会と言われています。
実際、お子様がいる世帯は二台以上保有しているご家庭も多いと思います。
車って維持費がとてもがかかりますよね。
ガソリン代、駐車場代、マイカーローン、保険、自動車税、車検、
その他メンテナンス費など結構な金額になります。
でも、ないと生活に困ってしまう・・・。
その維持費をカーシェアした分の収入で少しでもカバー出来たらラクになると思いませんか?
今回は我が家が行っているカーシェアについてお話しします。
■カーシェアって何?
カーシェアとは一台の車を使いたい人が使いたいときに借りるというシステムです。
企業⇔個人間でのシェアと個人⇔個人間でのシェアの二種類があります。
利用者はスマホから予約でき、短時間から借りることができるので、レンタカーより手軽で安く利用することができるんです。
観光客が多い沖縄県ではレンタカー不足が度々ニュースとなっていますが、そんな中でカーシェアが少しずつ広まってきています。
我が家も個人間でシェアをするカーシェアサービス≪Anyca(エニカ)≫にオーナーとして登録し、自家用車をシェアしています。
■自家用車をシェア?
平日は私も主人も仕事で車を使用するので、自家用車を二台保有しています。
しかし休日は家族で出かけることが多く、一台は駐車場に眠っている日があります。そういう時にシェアして収入を得ています。
【オーナー登録】
すべてスマホ一つでできます。
オーナーとして個人情報(免許証。我が家は主人)や車の情報(車検証)を登録し、承認されれば登録完了です。
【シェアまでの流れ】
登録完了後は、シェア可能日と料金(1日)を設定し、利用者からの連絡を待つだけ。
〇シェア可能日の設定
可/不可はカレンダー上で自由に設定出来るので、家庭の都合に合わせられます。
〇シェア料金の設定
登録する車の情報等で設定できる上限額が決まります。
その範囲内であれば自由に設定出来るので、
目標金額とシェア日数から逆算して決めることも可能です。
ただし、ある程度の相場はリサーチしたほうが良いでしょう。
↓
利用者からの予約リクエストを受信。
↓
オーナーが承諾して成立。
実際の受け渡し日の場所や時間などの細かい相談は
アプリ内のメッセージでやり取りします。
もちろん、条件が合わなければお断りしてOK。
以前、“早朝受け取り希望”という要望にはお応えできず、
お断りしたことがあります。
↓
受け渡し当日。
料金はクレジット決済となっているので、当日はカギの受け渡しのみ。
これまでの利用頂いた方は100%観光客でしたので、
“この辺でおすすめのお店ありますか?”など聞かれることも多くあり、
コミュニケーションも生まれます。
■オーナーが負担する費用は?
シェア料金の25%を手数料として運営会社に支払います。
実際は、シェアが決まった後、利用料金から25%差し引かれた金額が一か月に一回オーナーの口座に振込まれます。
登録料など登録時点での費用はかからないので、シェアがなければ費用は発生しません。
■気になるリスクは?
・知らない人に貸すのは不安。
利用者も免許証登録は必須で、登録時に運営側で確認・承認を行っています。
また、事前にメッセージのやり取りが出来るのでそこでのコミュニケーションや、過去利用時の評価やコメントを参考にしています。
万が一、トラブルとなってしまった場合は運営会社のサポート体制もあります。
・事故対応はどうなるの?
利用者側は必ず大手損保会社の保険に加入することになっていて、シェア料金と一緒に利用日数に応じた保険料を支払います。
事故対応など、24時間365日受付しており、オーナー側に負担がないようなシステムになっています。
※どのリスクももちろん100%回避できるとは言えません。何かあった時にどう対応するのかは事前に確認しておくことが大切です。
■実際シェアしてみて~収入、思ったこと~
では、実際どれくらいの収入があったのか、我が家のある二か月間のシェアをご紹介します。
料金7,500/日
シェア日数 | 収入 (25%手数料差し引き後) |
6日間(3日×2組) | 33,750円 |
11日間(3日×2組、5日×1組) | 61,875円 |
● 良い点 ●
・なんといっても収入が得られる
・受け渡し場所の指定ができる
・直接受け渡しの際、利用者(全国各地。時には海外の方)とコミュニケーションが生まれる
● 注意点 ●
・三連休や長期休みは問い合わせが多く、対応に時間がとられる(メッセージでのやりとり)
・直接受け渡しなのである程度時間が必要
・利用者がどういう方か会うまでわからない(これまでの評価を参考にする)
● 心がけていること ●
・車内をこまめに掃除する
:快適に過ごしてもらえるように。
・傘を置いておく
:沖縄は一時的な雨が多く、南部は快晴、北部は大雨ということも多いので、そんな時に使ってもらえるように。
出来ることを出来る範囲で行い、利用者が楽しい気分で旅行をしてもらえたらいいなと思っています。
≪思ったこと≫
我が家の場合、利用者は観光客メインなので、シェア日数は月々で波があります。
年間でどれくらいの日数シェアできたらいいかなどは、
夫婦で話し合いながら無理のない範囲で設定していますが、
達成しなくてもいいや~という感じで気軽にやっています。
このカーシェアの収入で車の維持費用を100%カバーできるというわけではありません。
しかし、使っていないときにうまく活用して家計の負担を軽減できることや新しい出会いがあることを楽しみながら行っています。
今回は我が家のカーシェアについて紹介しました。
自家用車を持っている方、維持費用がかかるしもったいないかなと思っている方の参考になればうれしいです。