子育てママのFP試験チャレンジ記 その①~FPの試験ってどんなもの?~
こんにちは!
フルタイム、子育て、家事の毎日で限界間近だった私が一念発起して受けたFP試験。どんなものだったか、少しでもFP(ファイナンシャル・プランナー)に興味をもち、勉強や受験される方のお役にたてれば幸いです。
子育て中の私が「FP」=「お金の勉強」をはじめようと思った理由
私は17年間法律事務所で事務職員として働いていました。
職場環境に特に不満はなく過ごす毎日でした。
そんな毎日に私が違和感を覚えるようになったのは、子育ての始まりがきっかけでした。
のんびりしていた毎日が、仕事、家事、子育てに追われ、その日のタスクをこなすことが日々の目的となり、毎日が充実しているとか子育てが楽しいなどを感じることがだんだんとできなくなっていきました。
同時に高齢になった両親の不調を気にかけることが多くなったり、私自身の体力に以前とは違う変化を感じるようになったり、「自分はこの生活でいいのだろうか」「これからどう生きていくのがいいのか」と毎日モヤモヤと考えるようになりました。
その中でも、私の一番の悩みは、「毎日時間に追われて、子育てはこれでいいのか」ということでした。
また小学校入学を考えると、いわゆる「小1の壁」「小2の壁」に直面したとき今の仕事と両立できるのかな…「できない…!」という思いが日に日に強くなりました。
「働き方を変えたい」そう思いましたが、すぐに退職や転職活動といった行動には移せませんでした。
なぜなら安定した「お金」が保障された正社員を辞めて暮らしていけるのか、「お金のことがとても不安」だったからです。
そんな不安を相談したく、女性のファイナンシャル・プランナーさんを訪ね、ライフプランや収支、貯蓄と長期的・総合的にみたところ、今のお金回りをうまく活用すれば、退職やキャリアチェンジも不可能なことではない、とのアドバイスをいただきました。
私は「働き方を変えてもだいじょうぶなんだ」と気持ちが軽くなると同時に、「これからはお金のことを知ることが自分の強みになる」と思い「お金の勉強」を始めようと決意しました。
FPの試験は2パターン!FP協会ときんざいどっちを選ぶ?
人生で初めて「ファイナンシャル・プランナー」へ相談し、その魅力を知った私はファイナンシャル・プランナーの資格試験を受験することにしました。
ファイナンシャルプランナーの資格試験の試験実施団体は日本FP協会(FP協会)と金融財政事情研究会(きんざい)がありました。
1.FP協会:試験テーマが「資産設計提案業務」一択
2.きんざい:「個人資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」「顧客資産相談業務」「事業主資産相談業務」の4つの中から1テーマを選択
どちらか悩みましたが、「きんざい」は生命保険会社や損害保険会社など企業の団体受験が多いのではという印象を受け、一方「FP協会」の「資産設計提案業務」の方が私が勉強したいことと合っているなと思い「FP協会」を受験することにしました。
子育ての合間にどう勉強する?短時間で効率よく!
勉強を始めるにあたり、フルタイムで子育てをしながらいかに短時間で効率よく要点を学習できるかがポイントでした。
私の場合、試験の2ヶ月前から、朝や昼、通勤時間で1~2時間程度の時間を確保して、有給休暇をトータルで3日ほどとり勉強して合格することができました。
<使ったテキスト>
●ナツメ社の「史上最強のFP3級テキスト」「史上最強のFP3級問題集」
●日本FP協会HPに掲載の試験問題 過去6回分(過去2年間分)
●YouTube「ほんださん / 東大式FPチャンネル」←すごく分かりやすく面白い解説で、たいへんお世話になったYouTubeチャンネル
<主な勉強方法>
まずテキストを読もうとしたのですが、文字量が多く思った以上に時間がかかることに困りました。
そこで発見した、YouTube「ほんださん / 東大式FPチャンネル」を発見し、動画をみては問題集を解くことを繰り返しました。
時間がないので、動画は再生速度をあげて聞いたりしていました。
試験2週間ほど前からは繰り返し過去問題を解きました、過去問題を解くことで出題傾向やパターン、苦手部分を知るのに役立ちました。過去問題の模擬回答には解説がついていないので、間違った問題はテキストの該当部分を探し、間違った理由を確認しました。回答のすぐ横に解説が書いてあると便利なのに…と思いましたが、結果、わざわざテキストで探すことで逆にその項目が強く印象に残り、記憶に定着しました。
「 子育てママのFP試験チャレンジ記 その② 」