片付けを進めてみたら、売れるモノが思ったよりあった話

東京都在住 女性のお金の専門家 谷古宇寛奈(やこうかんな)です。
前回のブログを書いてから、気づけば半年ほど経ちました。
あのときよりもさらに
モノを減らしてスッキリ暮らしたいという気持ちが強くなっていました。
前回は「捨てる・捨てない」を無理に決めず
まずは部屋の景色を変えることを大切にしていました。
今回は、「今の自分に必要なモノだけにしたい」
モノを減らすことを意識して片付けを進めました。
見直してみると、もったいない、いつか使うかも
そんな理由で残していたモノが思った以上にたくさん。
全部を捨てるのは気が引けたので、売れそうなモノは積極的に売ってみることにしました。
メルカリは「期限を決める」と迷わない
メルカリは、出品期間を約3週間と決めてスタート。
売れなかったら処分する。
最初にそう決めたことで、迷わずに進めることができました。
出品前に確認したこと
・同じモノが売れているか
・いくらくらいで出品されているか
そして値段を決めて、写真を撮り、説明文はAIにお願いしました。
最初は24点出品。
片付けを進める中でさらに6点追加し、合計30点を出品しました。
出品したモノいろいろ
・1〜2回しか使っていないキッチン用品
・テーマパークのカチューシャ
・いただいてから使う機会がなかったモノ
・買ったのに使わなかった便利グッズ
・以前は楽しんでいた趣味のモノ
・古い香水 など
売ってみて一番感じたのは
自分の不用品が、誰かの役に立つ嬉しさ。
モノもお金も、循環しているんだなと感じました。
そのなかでも一番印象に残ったのが香水です。
処分するときに匂いが漏れないようにしたり手間がかかる。
ダメ元で出品してみたところ、すでに廃盤になっているものだったため
「長年愛用している」という方が購入してくださいました。
これがとても嬉しくて
「必要な人のところに行く」という感覚を、実感した気がします。
一方で、プレゼントは本当にありがたいけれど
自分が気に入っていないモノは結局使わない
ということも、はっきりわかりました。
手間だったこと・意外と平気だったこと
大きさによって送料や発送方法が変わるので
調べたり確認したりするのは少し手間でした。
でも、梱包自体は思っていたほど苦ではなく
発送もコンビニ・郵便局・PUDOとどれも近くにあって便利でした。
売るためのコツ
価格は安めに設定し、売れなければどんどん値下げ。
値下げ交渉にもほぼ応じました。
迷わず値下げできたのは、期限内に売れなければ処分すると決めていたから。
結果、30点中25点が売却できました。
売れなかった5点のうち、ブランドの財布はリサイクルショップへ。
その他4点は処分しました。
古銭は専門店で「価値を知る」
記憶が曖昧ですが、祖父母にもらったような気がする古銭。
長い間しまい込んでいて、特別に好きというわけでもなく
正直どう扱っていいかわからない存在でした。
思い切って専門店に持って行ったところ
・寛永通宝: 100円
・特定の100円玉: 400円
100円玉に400円の値段がつきとても不思議な気持ちになりました。
1銭などは量が少なく買取対象外でした。
一緒に持っていったテレホンカードは50度数で380円になりました。
その他の古銭や記念硬貨は「銀行で両替を」と言われました。
手数料がかかるとは…
銀行に持っていくと、両替手数料が990円と案内されました。
手数料がかかると思っていなかったのと
その金額に驚きその場で決めず調べてから判断することにしました。
調べてみると2025年から大手銀行で手数料がかかるようになりましたが
ゆうちょ銀行なら入金扱いで手数料なしということがわかり、無事に入金。
ひと手間かけて調べて正解でした。
余っていた外貨はポケットチェンジへ
だいぶ前の旅行であまっていた米ドルと豪ドルも出てきました。
豪ドルは、数年以内にオーストラリアへ行きたいので保管。
米ドルは両替したいと思い、調べて見つけたのが ポケットチェンジ
ポケットチェンジは空港や駅に設置されているマシンで
海外旅行で余った外国紙幣・外国硬貨を投入すると
その場で電子マネーやギフトコードに交換できます。
早速使ってみると、7.62ドルがAmazonギフト券910円分に
ちなみにその日の為替レートは1ドル約156円
7.62ドル × 約156円 = 約1,189円
Amazonギフト券910円分なので約279円が手数料のようなものですね。
古銭に混ざっていた多国籍な硬貨は、不明なコインとして寄付しました。
リサイクル・出張買取・処分
メルカリで売れなかった、売れそうになかった財布・服・靴はリサイクルショップへ
楽器は自宅に集荷に来てもらい郵送の買取へ
処分する予定だった掃除機は、粗大ごみのネット予約のページにリユースの案内があり試してみたところ出張買取してもらえました。
CD・DVDは状態が悪く処分。
食器やキッチン用品、以前は楽しんでいた趣味のモノも処分しました。
テレビも手放したいけれど、息子の反対で今回は見送り。
モノが減って棚も処分できると思ったら、息子が使うことになりました。
今回の片付けの結果
・処分: 45リットルのゴミ袋7つ
・メルカリ: 約37,000円
・古銭・テレカ: 約4,000円
・その他古銭・記念硬貨: 約3,500円
・楽器: 6,000円
・リサイクルショップ: 約2,500円
・掃除機: 1,000円
多少の手間はありましたが、ただ捨てるだけで終わらせず
お金にできてよかったと思っています。
もちろん、合計約54,000円と買ったときよりはずっと安い。
だからこそ、これからは「本当に必要?」と
よく考え慎重に買うようになりました。
以前は楽しんでいた趣味のモノを処分するとき
あんなに夢中だったのに…と
私は熱しやすく冷めやすいタイプなんだなと改めて感じました(^^;
これからはモノを集めない趣味を楽しもうと思います。
まだ、もっと減らせそう
今回の片付けで、まだ減らせる気がしています。
無理はしないけれど、少しずつ。
もっとスッキリ身軽になりたい。
片付けは、空間だけでなく
考え方やお金の使い方も整えてくれるもの。
前回は「景色を変える片付け」
今回は「モノを減らす片付け」
また気づいたことがあれば、続きを書いていこうと思います。







