自転車事故で9500万円!知って安心「個人賠償責任保険」

小学生が自転車事故で歩行者に重い障害が残るようなケガを負わせてしまった事故。裁判所の判決は、9,500万円にもなり、子どもの母親に高額賠償を命じたというニュース(http://www.sankei.com/west/news/130713/wst1307130001-n1.html)は記憶に新しいではないでしょうか。

あってはいけませんが、損害賠償金が必要になった場合に備えて、知って安心できる「個人賠償責任保険」をご紹介します。

自転車

個人賠償責任保険とは?

個人賠償責任保険は、日常生活で他人に対しての賠償が発生した時に家族を守ってくれる心強い保険です。例えば

・駐車場に停めてある他人の車に傷をつけた
・自転車で走行中に人にぶつかってケガをさせた
・誤ってお店の商品を落として壊してしまった
・窓から誤って物を落として、下を歩いていた人にケガを負わせてしまった
・飼っている犬が散歩中に他人に噛みついてケガをさせてしまった
・子どもが友達の家で遊んでいて、高価な置物を壊してしまった

などがあります。特に、子どもでも運転できる自転車は、人にぶつかりケガをさせた場合、治療費や修理代などの賠償責任が生じます。それに事故によってはケガだけでなく、後遺障害や死亡に至るような大きな事故となる場合もあります。そのため、自治体によっては、自転車に乗る場合は必ず個人賠償責任保険に加入するよう条例で定められているところも出てきました。

では、具体的にどのように加入すればいいのでしょうか。

個人賠償責任保険は保険料が安い

個人賠償責任保険は、火災保険や自動車保険、各種共済、勤務先で加入する各種団体保険等に「特約」として加入することができます。また、クレジットカードに付帯されている場合も多くあります。まずは、加入している保険契約に個人賠償責任保険の特約が付いていないか、確認してみてくださいね。保険料の目安は、補償額1億円を特約で加入した場合で月100円~200円です。広い補償範囲と高額な補償限度額が割安な保険料で確保できるので、コスト効果は高いといえます。万が一に備えて補償額は1億円がお勧めです。

加入時のチェックポイント

個人賠償責任保険に加入する場合、チェックしたいのは保険料や補償額の上限額以外にもありますので、ご紹介します。

1.示談交渉があるかどうか

示談というのは、当事者同士の話し合いで解決する方法です。示談交渉サービスの有無を確認する理由は、示談交渉サービスが付いていなければ、被害者との交渉を自分で行うか弁護士に示談交渉を依頼する必要があるからです。加入の保険によっては、被害者との示談交渉がされない補償の場合がありますので、必ず示談交渉サービスが付いているか確認しましょう。

2.本契約を確認

火災保険や自動車保険の特約で加入する場合、本体の契約を解約してしまうと、自動的に特約である個人賠償責任保険も解約されます。本体の契約を解約する場合は他の保険に付け直すなどしましょう。「加入していると思っていたのに・・・」と後で後悔することのないよう、今一度確認しましょう。

3.保険の重複加入をしていないか

個人賠償責任保険の被保険者の範囲は一般的に

・本人
・本人の配偶者
・本人または配偶者と生計を共にする同居の親族
・本人または配偶者と生計を共にする別居の未婚の子(仕送りを受けている学生など)

個人賠償責任保険は、家族の中で一人が入っていれば、家族全員の保険が対象になるということです。子どもももちろん対象です。なので、家族で何人も入って重複していないか確認しましょう。個人賠償責任保険に重複加入して保険事故が起こっても、支払われる保険金は、実際の損害額が限度となります。

まとめ

個人賠償責任保険は、比較的割安な保険料で、日常生活で起こりうる様々な事故のリスクをカバーすることができます。他人に与えた損害が大きければ、高額の損害賠償金が必要になって、たちまち家計がピンチになることもあります。

個人賠償責任保険を加入していることで被害者に誠意を尽くすことができると同時に、自分や家族の生活も守ることができるのです。万が一の時に頼りになる保険なので、シングルマザーには是非お勧めです。

今一度、加入している損害保険や保有しているクレジットカードについて、その加入の有無や補償内容を確認してみましょう。何かが起こってからでは遅いので、忙しいシングルマザーだからこそ、今一度保険の加入の有無を確認しましょう。