出産費用を助成してもらう方法〜出産一時金

こんにちは!

女性とママのための家計プランナー 岸原 よしえです

 

前回、妊娠中の健診で使える「妊婦健康健診受診券」についてお伝えしました

その時の記事はこちらです▽▽

妊婦健診は高額!自治体の制度を確認しましょう

 

今回は出産の時にもらえるお金のお話です

 

妊婦健診の時もそうですが、出産の時の費用も全額自己負担となります

その負担を軽減してくれる制度が「出産育児一時金」です

 

出産された方から

「出産費用から42万引いたお金を病院に払ったよ〜」と、

聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません

 

この42万円が「出産育児一時金」です

子ども一人につき42万円、双子の場合はは84万円となります

 

また妊娠4ヵ月以降の出産からとなるので、よくない事ですが死産、流産の場合や早産の時にも支給されます

 

出産育児給付金の受け取り方

ママが会社に勤めている場合又は、パパが会社に勤めていて扶養に入っているママの場合は、加入している健康保険組合から

自営業の方などは国民健康保険から支払われます

 

この出産育児一時金には3つの受け取り方法があります

(1)直接支払制度

病院が健康保険組合などへの手続きを行ってくれます。ママが病院の窓口で支払う費用は、出産一時金42万円を引いた残りの金額となります

 

(2)受取代理制度

出産前にママが健康保険組合・国民健康保険に書類を提出して手続きを行います

 

(3)出産後に直接申請する

出産後に本人が健康保険組合などに書類の提出をして手続きを行います

 

多くの病院が直接支払制度を採用しているので、直接支払制度を採用していない産院での出産の場合に受取代理制度となる事がほとんどです

出産後に直接申請する場合は、クレジットカードでの支払いを希望された場合などに適用されるようです

 

私は直支払制度を利用したので、妊娠36週頃に病院より書類(合意書)を渡されて、その書類に加入している健康保険組合と名前住所を書いて提出すればOKでした

 

そして加入している健康保険組合によっては付加給付もあります

私の夫が加入していた健康保険組合ではプラス3万円の給付がありました!

加入している健康保険組合に問い合わせてみると実はあるかもしれませんよ

私も夫も知らずにいて、会社の経理の方に言われて知りました

 

 

以下は、私の子ども2人を出産したときに必要だった費用です

一人目…約9万円(窓口での負担額)

給付がなければ51万円必要でした!

二人目…約4万円(窓口での負担額)

給付がなければ46万円。二人目は入院日数が一日少ない分、費用が抑えられています

 

高級な(?)産婦人科病院では100万円ほど必要な場合もあるようですね!

私の住んでいる地域では、だいたい50万円くらいが相場で、市民病院だと安く抑えられて42万円の範囲で大丈夫だと先輩ママに教えてもらいました

出産費用が42万円以内だった場合は、後から手続きすれば、残りのお金も支給されますよ

 

またこの出産育児一時金は出、出産後2年以内に申請すれば受け取ることができます

もし全額負担だったという方がいれば、申請出来ないか加入している健康保険組合に問い合わせてみて下さい

42万円とっても大きいお金ですよね