家計の健全度チェックしていますか?
こんにちは、女性のお金の専門家、マイライフエフピー®認定ライターの久保友貴です。
本年もお役に立てるよう情報発信していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
突然ですが、皆様は家計の健全度チェックをされていますか?
私は、毎年年末にチェックをしようと思ってはいますが、毎年年明けです・・。
簡単なチェックなので、よろしければお試しください♪
■家計のバランスシートを作ってみましょう!
家計のバランスシートと聞くと難しく感じるかもしれませんが、それほどではありません。
準備するものは、紙と鉛筆と電卓です。
私はパソコンのエクセルを利用しています。
バランスシートとは、企業が決算時に作成するもの(貸借対照表)ですが、家計においても年に1回作成してみましょう。
バランスシートとはこのような表です。
資産 | 負債 | ||
預貯金 | 300万円 | 住宅ローン | 1200万円 |
投資信託 | 100万円 | マイカーローン | 30万円 |
確定拠出年金 | 50万円 | ||
マイホーム | 2000万円 | 純資産 | |
車 | 50万円 |
1470万円 |
|
終身保険(夫) | 100万円 | ||
終身保険(妻) | 50万円 | ||
学資保険 | 50万円 | ||
合計 | 2700万円 | 2700万円 |
左側に資産、右側に負債と純資産を配してバランスがとれた形のため、バランスシートと呼ばれます。
資産には、預貯金・保険・不動産・株式などが入ります。
負債には、住宅ローン、マイカーローンなどの借入金が入ります。
純資産は資産から負債を引いたものです。
【資産】
1.預貯金 預貯金や財形の合計金額
2.株式、投資信託 時価を記入しましょう
3.マイホーム、車 こちらも時価を記入しましょう
時価は調べると大変なので、売却すると大体いくらぐらいなのか、自分の予想でもかまいません。
インターネットで検索して大体の金額を記入するのもいいと思います。
4.保険 解約返戻金を記入しましょう
各保険会社のホームページよりログインして確認すると正確な金額を知ることができます。
(※登録要)
【負債】
1.住宅ローン、マイカーローン 元本のローン残高を記入しましょう。
負債に金利分の金額は含めません。少し面倒なので、大まかな金額でもかまいません!
【純資産】
1.純資産=資産の合計-負債の合計
純資産がマイナスになれば、家計の債務超過です!
家計の見直しが必要です。
マイナスにならないまでも、純資産が少ないのは家計の体力がないことです。
まずは、頭で把握している数字だけでも書き出しみましょう。
これを書き出していると、普段気にしてない口座の存在に気がついたりと、「あれ?ないないと思っていたけど、意外とあるじゃない!」と嬉しくなるかもしれません!
純資産の金額は変化します。
そのため、1年に1回バランスシートを作って、家計の健全度をチェックしましょう!
■「年間の生活費」もチェックしましょう!
「手取り年収」から「年間貯蓄額」を引いた金額が「年間の生活費」になります。
(家電の買い替えなど、一時支出も含まれるため、ざっくりとした数字にはなります)。
1.年間貯蓄額
昨年1年間で増えた預貯金の額を通帳などで確認。
これを調べることで、簡単に1年間でいくら貯めることができたのか確認できます!
2.手取り年収
給与明細などから毎月の手取り額を確認し、12か月分を足す、または、平均的な手取り額を12倍します。そこに夏冬のボーナスの手取り額を加えることで手取り年収が求めることができます。
共働き世帯は、夫婦それぞれの手取り額を合算しましょう。
3.上記の2から1を引き「年間の生活費」を計算してみます。
結果はいかがでしたか?
「え?こんなにお金がかかってるの?」と驚きましたか?
多かれ少なかれ、日々のお金の出入りが発生し、さらに多様化する決済方法でお金の出入りが複雑になっています。「今月、いくら使ったか」すぐに把握できないのも無理はありません。
「年間の生活費」の計算結果から「これはまずい!」と思ったなら、まず、レシートやクレジットの利用明細を捨てないなど、意識的に支出の記録を残してみてはいかがでしょうか?
貯まりゆくレシート、明細の枚数や1枚の長さなどから出て行ったお金を目で見て確認、実感するだけでも、買い物行動に変化が生まれるかもしれません。
来年は今年より純資産額を増やしてくださいね!