不動産投資を始めたきっかけ(その4)
こんにちは!
奈良市在住【女性のお金の専門家】河合治栄美です
戸建て賃貸は子育て世代には必要(前回のブログ)だと思い、大家さんを探して聞きに行きましたが、親から譲ってもらった方が多く、やはり地主又はお金持ちだけなの?と思いながらもどうしても諦めきれず、何かいい作戦ないかなぁと・・・
奈良での生活が始まり、子ども3人の母となり専業主婦として暮らしていましたが、一番下の子が小1の時に離婚。それからは3人を育てる事に必死で不動産どころではなくなってしまいました。
正社員として働くことが出来れば良かったのですが、次男が難病で入退院を繰り返しており、一定時間拘束される働き方が難しく、パートを複数掛け持ちして内職もするという生活がスタート。
不動産は貯金で買えるほど安くないので銀行から融資を受ける訳ですが、パートでは社会的信用がないので貸してはもらえません。
まずは今の自分に出来る事として大家さんになるために、社会的信用を得るために正社員として働く事を第一目標としました。
ある日、次男が視神経炎になり炎症を起こした部分が見えなくなった事がきっかけで、目の事を詳しく知りたいとの想いから眼科で働く事を決めました。
働き始めて数年後、新薬が効いたのか入院する回数が減り、まとまった時間を確保できるようなりました。第一目標にしていた正社員にやっとなれたのです。
次は情報を集める、大家の知り合いを増やす事を第二目標としました。
眼科は目やに・糖尿病の合併症、学校健診等、目の不具合で来られる方ばかりなので、基本的には皆さんお元気でよくお話されます。
高齢者の女性は目に対しての不安な気持ちから始まり、何故か嫁姑の話、孫の話と沢山お話が広がっていきます(笑)
患者さんが多い日は、お一人に対応する時間が短くはなりますが、可能な限りお話を聞いてさしあげスッキリして帰ってもらう様に心掛けました。
ある日、お話を聞いている中で、家の悩みを抱えている高齢者が多いことに気付きました。
子どもさんは独立して関東方面で暮らしているけれど、たまに帰ってくるから施設に入らず大きな家に一人で暮らし・・・
その生活の中、悩みが沢山でてくるのです。
・全部の部屋の掃除が出来ず段々と物置き状態
・もしもの時、家があると子どもには迷惑?
・思い出の詰まったこの家どうしたらいいの?
・相談に行きたくてもどこへ行けばいいの?
その様なお話を沢山の方から聞きひらめきました!
思い出の詰まった大切な家をどうしていいか分からない高齢者と、戸建てで伸び伸び子どもを育てたい子育て世代の架け橋になれないかと。
それからは不動産投資の本を読んだり、ネットで調べたり、大家の会に参加したり、古家を再生している方のセミナーに参加したりと行動したお陰で知り合いもどんどん増えて第二目標達成!
そして、そして、ついに!!
築古戸建てを購入し、リフォームして賃貸募集をかけるとすぐに申し込みがあり、大家になることが出来ました(この話はコチラ)
記念すべき一軒目の入居者さんは、旦那さんが外国の方で安定した収入ではない為に賃貸契約が出来なかった新婚さんでした。
その後もう1軒、築50年の古家を融資で購入しリフォームすると、職場まで30分もかからない場所で大きな庭付きの物件を探していた新婚さんにご入居いただきました。
外観はとても古いですが、大阪や京都にもすぐに出る事が出来る便利な場所の庭付き3LDK。内装はヨーロピアン風に仕上げた事が外観とのギャップで気に入ったと入居の際に教えて頂けました
少子高齢化のため、これからますます空き家問題が深刻化してくると思います。
築古戸建てを高齢者から買い受けてリノベーションした後、子育て世代やシングルマザー世帯にはシェアハウスとして貸し出すことを考えています。
他にも高齢者専用アパート、若者と高齢者が共同アパートで持ちつ持たれつ助け合って暮らしていける場所や地域作りもしていきたいとどんどん想いは大きくなっています。
沢山のご縁で繋がり、『人と人』また『人と地域』を繋げるファイナンシャルプランナーとしてこれから頑張っていきます。
【一人旅シリーズ】レイク・ルイーズ(カナダ)
湖畔に長〜いホルンを持った超かっこいいお兄さんが立っていたので一緒に写真を撮ったのですが、あまりチップを渡さず失礼な事をしたかなぁと苦い思い出が・・・
不動産も投資の一つですが、騙されないようするためにはやはり知識は必要ですね。
投資をする前に家計の中身は把握されていますか?貯金ができない、投資ができないとお悩みの方は一度ご相談にきてくださいね。