子供の「やってみたい!」を応援したい。習い事にかけるお金
こんにちは。
名古屋市在住のマイライフエフピー®認定ライター・女性のお金の専門家 山根純子です。
子供から「○○習いたい」と言われたら、二つ返事でさせてあげたいけれど、気になるのは費用のことではないでしょうか。今回は習い事を始める前に、知っておきたい習い事の費用についてお伝えします。
月謝以外にもかかる習い事をかかる費用
最近の子供はどんな習い事をしているのでしょうか。
「令和元年第9回21世紀出生児縦断調査」によると、男の子は水泳やサッカー、学習塾、通信教育、英会話、女の子はピアノなど音楽や水泳、通信教育や習字、英会話などが人気のようです。
習い事には月謝以外にも費用がかかる場合があります。
習い事の種類や教室にもよりますが、
〇月謝
〇入会金
〇教室維持費(冷暖房費等)
〇教材費
〇発表会代
〇検定費
〇ユニフォーム・楽器・道具
〇交通費
〇お中元・お歳暮代
など、様々な費用が掛かってきます。
また、同じ習い事でも学年やレベルが上がるにつれて費用も上がることがあります。
我が子にかけられる習い事の費用はいくらまで?
グラフ 小中学生の習い事にかけているお金
文部科学省 平成30年度子供の学習費調査より執筆者作成
習い事を始めたら、費用は毎月定期的にかかる「固定費」となります。
「我が家では、いくらまで習い事にお金をかけてもいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。上記のグラフは、小中学生の習い事にかけているお金の平均を表しています。公立に通っている子供と私立に通っている子供では差があり、私立小学校6年生と公立中学校3年生の塾等の費用が高いのが目につきます。
将来の進路を大学まで希望としているご家庭では、大学在学中が教育費のピークとなります。子供1人当たりの高校入学から大学卒業までにかかる教育費用の平均は、全て国公立に通った場合は381万円、私立高校から私立大学理系に進学した場合は844万円です。
子供が小中学生のうちに、将来の進学費用の準備も並行して進めなくてはならないことも考慮して、いくらまで習い事にかけるかを考えましょう。
自治体主催ならリーズナブルな教室もあります
費用を抑えたいと思っている場合は自治体主催の教室ならリーズナブルに習い事を始められるかもしれません。
筆者の住む名古屋市では、市が主催するスポーツ教室があります。
例えば水泳教室が8~10回で5,000円前後、ダンス教室が10回で8,000円と通常の教室よりはかなりリーズナブルです。フィギュアスケート教室やアイスホッケー教室もありました。
わが家の場合、児童館の無料の将棋教室でアマチュア棋士の方に相手にしていただいて大変助かりました。
最後に
子供の時に習い始めたことが、将来の職業になる方もいらっしゃいます。
我が家には2人の子がいますが、子供時代に始めた習い事の中で大学生になった現在でも続けていることはそれぞれ1つだけ。けれども、その1つずつが子供の人生を豊かにしてくれているという点で、習い事させてよかったと思っています。
皆様の参考になれば幸いです。
お子さんの教育費など、ライフプランの作成をされるかたは是非ご連絡下さい。
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