9月は防災月間!いざという時の備え方

こんにちは! 子育てママのお金の専門家

マイライフエフピー®認定ライター・認定講師の池田ひろみです。

 

大型の台風14号が去り、ホッとされている方も多いのではないでしょうか。

今日は台風一過でさわやかな朝を迎えた大阪です。暑さも和らぎ秋を感じる一日でした。

9月も後半、ここから一気に季節が変わりそうですね(*^^*)

 

9月が防災月間なのはなぜ?

9月1日は「防災の日」ですが、これは1923年9月1日に「関東大震災」が発生したことに由来しているそうです。

また、1959年9月26日には「伊勢湾台風」が発生したこともあり、9月の1か月間が「防災月間」と制定されました。

日本は地震や台風に加え大雨や土砂災害等、自然災害が多いですね。

ここ大阪では毎年「大阪880万人訓練」があり、スマホに緊急速報が届きます。以前機種変更した際にアラームが鳴らなくなったことがあるので、鳴るか必ず確認をするようにしています。

企業や保育園・幼稚園・各学校でも訓練や緊急メールの受信確認を定期的に行っている場合が多いと思います。

「防災の日」や「防災月間」は家族で災害や防災について話す絶好の機会です。

被災したらどこでどう過ごすのか

家にいるときの危険な場所は

外にいるときはどこに集合するのか

「我が家の場合」という視点で「防災意識」を高めておくことが大切だと思います。

 

【FP×整理収納アドバイザー】の我が家の備え方

我が家の家計が赤字だった時期、どうにか改善しようとお金と向き合っていく過程でモノとも向きあう機会になりました。

・お金とモノとの関係性

・整理の仕方や考え方が似てる

といった共通点が面白くて、整理収納アドバイザーの資格を取得するまでに。

整理収納アドバイザーの勉強では「災害を考慮した整理収納」という視点で防災備蓄や基礎知識を習得しました。

 

①家の中の危険な場所に備える

寝ている部屋や日中に長時間過ごすリビングには背の高い家具は置かない

廊下など避難通路となる場所に収納家具や段ボールなどを置かない

収納家具の転倒予防用品を2か所以上に設置

子どものいたずら防止用チャイルドロックは耐震用ではないので注意、耐震ラッチ専用のものを使う

食器棚や飾り棚のガラス扉にはガラス飛散防止フィルムを貼る

 

②防災リュック

防災リュックは自宅外に避難する際に持ち出す用のもの。

避難を経験したことがないと何を準備して良いのか想像しづらいですよね。

我が家はあらかじめ必要なものがセットになっている「防災リュック」を1つ購入し、それを参考に自分たちでオリジナルの防災リュックを作りました。

子どもが赤ちゃんだったときはミルクやオムツ・着替えを多めに準備していましたが、現在は必要なくなり食料や水・お菓子を増やしています。

幼い子どもや高齢者がいるなど家族構成によって必要なものは変わってきます。

期限が切れていないか、懐中電灯や電池は使えるかなど年に1度防災月間に確認するようにしておくと安心です。

 

③ローリングストック法

「ローリングストック法」は賞味期限の長い缶詰やレトルト・フリーズドライ食品などを備えておいて、日常的に消費しながら補充していく方法です。

普段から口にしている食品なら非常時でも食べやすいですし、順番に消費していくので賞味期限が過ぎたものが残らなくなります。

非常時の食事は最低3日分、水は飲料・調理用として1日一人3リットル必要といわれますが、家族の人数分備えるのは相当な量になります。

長期保存可能な災害用の食品や水の備蓄をベースに、ローリングストック法で日常的に使っている食品なども併せて備えておくと、量を確保しつつ管理も楽なのでお薦めです。

 

④買い物難民にならないために

普段のお買い物にキャッシュレス決済を利用されている方も多いかと思いますが、災害時は停電や回線のトラブルでキャッシュレス決済が使えなくなる可能性が高くなります。また、停電時はATMからお金を引きだすことも困難です。

1か月分の生活費程度は小銭も含めて現金で手元に用意しておき、災害時にはキャッシュレス決済と併せて使えるようにしておくと安心です。

また、避難中は長時間留守にすることで空き巣被害のリスクもありますので、通帳や印鑑、カード等貴重品はすぐに持ち出せるようにしておきたいですね。

 

少しでも参考になると嬉しいです(*^^*)

FPオフィスClear 池田ひろみ

お問い合わせ先はこちら