受験生と就学援助【活動報告】

こんにちは!
女性とお金の専門家
佐藤FPオフィスの佐藤友美です。

最近、あったかくなってきましたねぇ(*^▽^*)🌸

 

本日は、活動報告と教育資金に関する【就学援助】について
ちょこっと、お話させていただきます。

活動報告

突然ですが(;’∀’)
ずいぶん前に、4コマ漫画をかいてみました!

もちろん、仕事の一環で始めたものですが
記事の挿絵を自分で描きたいなぁ、と思ったのが始まりで、無料のアプリを使ってチャレンジ!

自宅での出来事をかいてみました(;’∀’)

我が家には、2人の子がいて、上は高校2年の娘、下は中学3年の息子がいます。

私は自営業なので、自宅でお仕事をしていることも多いのですが、
そのすぐ後ろで、子ども達が奇妙な動きをしていることもしばしば(^-^;

 

いつかの、夏の暑い日にも、こんなことがありました。

パソコン作業も一段落して、ふと見ると。。。

 

玄関前のドアに挟まれたまま、

「ここが一番涼しいわ~。」と転がっている娘がいました。

 

小学生のような奔放さを持った自由人。

こちらが↓当時、受験生だった娘です。


大丈夫でしょうか(;^ω^)?

 


このようにマイペースな娘ですが、
受験の話や勉強の時は、とてもまじめに取り組んでいます。(本当です。)

 

中学3年の春から、たくさんの高校を調べ、

受験料学費などの教育資金についても、たくさん話をしました。

 

また、奨学金の手続きなども親子で一緒に行いました。


教育資金は、子育て中のママなら誰もが気になりますよね。
一概に教育資金といっても、様々なお金があります。

我が家や友人の高校受験・入学でかかったお金も含め、一部をご紹介すると、

 

受験料(複数の場合も)

参考書などの図書代金

塾の代金

入学金

授業料

制服(ジャージ・靴)代金

教科書代

PTA会費

同窓会費

共通費(年間でかかる色んな費用)

パソコン代金

電子辞書代金

部活費用

 

【その他知っておきたいお金】

奨学金

就学援助

 

教育資金のなかみって、色々ありますよね。

こんなものもかかってくるの?というものから
細々としたノートやペンなどの文房具にも、結構お金がかかった記憶があります。

 

本日はこの中から、
就学援助について、少しお話させていただきますね。

就学援助制度

『就学援助制度』とは、経済的な理由によって就学困難な小中学生の保護者に対して、市町村が学用品の購入費などを援助する制度です。

 

〇対象となるのはどんな人?
対象となる方の要件は
生活保護受給や児童扶養手当の受給、一定基準の所得限度額以下などの認定要件に該当する方ですが、お住まいの自治体によって要件が異なるため確認が必要です。

特に所得要件の限度額は地域によって全く金額が異なりますので、引っ越しなどがある場合は再度確認が必要となります。

 

〇どんな援助が受けられるの?
内容も自治体によって異なりますが、学用品を購入するための現金支援や給食費の支援、体育で使用するスキーや柔道着の現物支給(札幌市の場合)、小中学校の入学前準備金の支援など就学に必要な費用が支援されます。

内容はお住まいの市区町村によって異なり、卒業アルバムの費用や修学旅行の費用の一部、PTA会費、生徒会費などを負担してくれる地域もあります。内容や金額が異なるため、市区町村のホームページなどで確認しましょう。

 

〇実際にあった事例
今回就学援助をご紹介したのは、この制度を皆さんが上手に取り入れてくれたらいいな、と思ったからです。

というのも、活用できる対象者であるにもかかわらず、

「制度を知らなかった」
「何となく該当しないと思っていた。」
「母子家庭だけがもらえると思っていた。」

など、制度内容を詳しく知らないために
援助を受けられないでいる方に結構出会ってきたからなんです。

例1:ひとり親さんが、再婚した際に…

ひとり親のお母さんが、再婚した際に
「結婚したから、就学援助の支援を切ってもらいました。
ただ新しい家族も増えたのに、世帯の収入は足りていない。どうしたらよいでしょう。」とおっしゃっていました。

詳しくお話を聞くと、就学援助制度の所得限度額以下だということが分かりました。
結婚したからという理由で就学援助が受けられないわけではありません。

そのお母さんも所得金額を確認して、再度、就学援助を受けられることになりました。

例2:お子様5人の大家族

ご相談者様のご家族は、お子様が5人と大所帯のご家庭でした。
世帯主のお父さんは一般的な給与額だったため、就学援助を受けられない、と何となく思っていたのですが
就学援助の認定要件の所得限度額は、世帯の人数によって変わります。

改めて所得限度額を確認してみると、就学援助を受けられることが分かりました。
お父さんは、「ひとり親の人がもらえる制度だと思っていた。」
お母さんも、「5人分のスキーを用意しなくていいのは本当に助かる。」と喜んでおられました。

 

〇今一度、確認してみて

このように、何となく

「該当しないかもな~。」
「きっともらえないと思う。」

などの思い込みで、受給できる制度をあきらめている方もいるようです。
制度自体を知らなかったり、内容を知らないことで受給できないともったいないですよね。

うちはどうかな?
と今一度確認してみてほしいと思います。

お住まいの市区町村のホームページなどで「就学援助」と検索すると
詳しい内容やお問い合わせ窓口が確認できます。
新入学・進学の時期ですので、ぜひ確認してみてくださいね。

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