大学の合格発表後、入学するまでに必要な費用は?【体験談】
こんにちは
女性のお金の専門家 野辺真弓です。
今回は、大学合格発表後、実際に入学するまでにかかる費用についてのお話です。
「うちは奨学金で大学に行くから、まとまったお金は必要ない」
と思っているご家庭もあるかもしれません。
ですが、多くの大学では、
合格発表後、まず期日までに入学金の納付が必要です。
これは、本命校でなくても必須です。
期日までに納付しなければ、合格が取り消しになってしまいます。
学校、学部によって違いますが、平均して 25万円ほど必要です。
受験する学校が多ければ、その分、必要となります。
(本命校の合格発表日との兼ね合いもありますが)
国公立、私立の差はありますが、
入学金+前期分の学費
学校によっては入学金+1年分の学費
の納付も必要となってきます。
ちなみに我が家の場合は
私立文系の4年制大学で
11月受験
12月1日合格発表
12月13日 入学手続き 締め切り →¥300,000(入学金)
1月13日 前期納付金 締め切り → ¥540,000(前期授業料など)
が必要でした。
今は、AO入試や推薦入試など色んな受験方式があるので
早ければ、合格発表の時期が10月頃から始まります。
入学金納付の締め切りも発表後10日~2週間などとなります。
実際に入学するのが4月だとしても、早ければ、その半年前には
多額の資金が必要となってきます。
給付型奨学金、貸与型奨学金の対象者であっても、
その奨学金が入金されるのは、実際に入学した後となります。
ということは・・・??
いかがでしょうか?
奨学金があるから、安心~といえるでしょうか?
奨学金が実際にもらえるまでの
つなぎ融資などを利用することもあるかもしれませんが
貯蓄があれば、もちろんそれで納付していただけますが、
教育費を貯めるとき、
どの段階で、いつまでに、どのくらいの額が必要なのか?
を考えてシミュレーションすることが大切です。
まだまだお子様が小さいご家庭も、
今、中学生、高校生のご家庭も、
きちんとシミュレーションすることで、
どのようにどのくらい貯めていくのが必要なのか?
を知ることができます。
お役に立ちましたらうれしいです。