教育費のお話~未就学児のママさん向け~

みなさんこんにちは!

女性のお金の専門家、マイライフエフピー®認定講師の松田真里子です。

 

私の1人息子は今年、年中さんとなり、楽しく時に涙目になりながら、認定こども園に通っています。
(保育園・幼稚園・認定こども園と迷った結果、保育園の時間帯で、認定こども園に通い中)

 

 

高齢出産の方が増えてきた昨今、私と同じように、教育費と老後の準備を同時にしておかないと
教育費が終われば、すぐ老後!というママさんはいらっしゃいませんか?

我が家は、夫が年上で、夫が退職する年に、息子は高校生となります。
そして、もう少し親類まで範囲を広げてお伝えしますと、
私(5人兄弟の長女)の夫と、私の妹の夫の年齢差は、何と27歳差!

両親から見ると、現在、孫が9人いる状態です。
教育費についての考え方や感覚も、各家庭によって、随分違うなあと感じました。

 

年齢差がそれだけあっても、各家庭共通なのは、
やっぱり、子どもが希望する進路に進ませてあげたい、
でも進路や子どもがやりたいことによっては、想像以上にお金がかかるかもしれない。
いったいいくら準備していたらいいのか?そして準備できるのだろうか?でした。

みなさんはいかがですか?

 

 

ではここで、教育費と一言で言っても、どれくらいかかるのか?を簡単に見ていきましょう。
高校の後が就職になるのか、進学するのかでも異なりますが、
今は2人に1人は大学に行く時代ともなっているため、
文部科学省が出しているデータを元に、大学まで想定したケースでみてみます。

 

●ケース1
小中高と公立、大学は国立4年間の場合、教育費の合計は約770万円

●ケース2
小中高と公立、大学は私立理系4年間の場合、教育費の平均は約1,080万円

●ケース3
小中と公立、高校私立、大学は私立理系4年間の場合、教育費の平均は約1,240万円

ケース2と3は、高校が公立か私立の差だけですが、教育費は160万円かわります。

 

さらに、これらの金額には、高3の受験費用や、塾代などは含まれていません。
あくまでも今の平均値を元にした金額のため、留学なども希望された場合には、また費用がかわってきます。

 

いったいいくら準備していたらいいのか?の答えとしては、
まず想定される進路を考えてみて、平均データを元にいくらくらいかかるのかを計算してみるのが一番だと思います。

いくらかかるか分からないまま準備するのは、難しいですよね^^;

 

 

そして準備できるのだろうか?の部分については、
教育費準備にまわせるのは、「児童手当」が、まず準備できる金額になりますね。

今年10月から児童手当拡充で、今まで1人あたり約200万円だった児童手当が、
中学生までから高校生までに支給時期が延び、所得制限もなくなることによって、
お子様1人あたり約236万円は、貯めることができる金額となります。
(第3子以降の児童手当の支給額は、現行の月1万5千円から3万円に引き上げされます)

 

教育費は、どのタイミングでいくらくらいかかるのか、ある意味計算しやすい費用でもあるので
(教育費には終わりのタイミングもきますね^^)
未就学児ママさんでしたら、時間をかけてコツコツ準備していくのがオススメです。

 

例えば・・・

✓先取り貯金をする
✓学資保険(元本割れがないかどうか、死亡保障がいるかどうか)
✓お金にも働いてもらうために、一部、新NISAで運用(新NISAの運用益は非課税)
✓新NISA以外の投資商品で運用
✓会社員の方であれば、財形制度や持株会の情報も確認
✓環境が大丈夫であれば、働く時間を増やす、副業も選択肢に

などが挙げられます。

 

中学・高校あたりまでは、家計の中から充てていき、
大学からは、時間をかけて資金を準備していくイメージでしょうか。

 

 

もし、進学時に、家計急変でピンチ!となった場合には、
教育資金のための制度があります。

例えば、
就学支援金、奨学金(給付型・貸与型)、教育ローン、
他にも祖父母からの教育資金の一括贈与制度もあったりします。

 

なかなか計画を立てれない、難しいとなった場合には、1人で悩まずに、ご相談くださいね。

 

「教育費」の講座では、我が家の教育費が一体いくらなのか、
ご自身で表を、実際につくっていただけたりします^^

 


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