独身女性が年に1回「ねんきん定期便」を確認する理由

独身女性のお金の専門家 川井真澄です。
「老後資金、いくら必要かな?」
このような疑問がある独身女性は珍しくないでしょう。
答えを出す方法は、まずこの2つを知ることです。
①1ケ月にかかる生活費
②将来受け取れる年金
しかし、どうやって調べればいいのかわからず、後まわしにしていませんか?
そんな方のために「②将来受け取れる年金」を確認できる方法をご紹介しますね。
実は、簡単に確認できるチャンスが年に1回あります。
「ねんきん定期便」が届く誕生月です。
開封するだけでなく内容を確認しましょう。

ねんきん定期便とは?
年に1回、誕生月にあなたの年金情報が記載されたねんきん定期便が届きます。
年齢によって記載されている内容が異なり、50歳未満と50歳以上では下記のような違いがありますよ。
50歳未満
・保険料納付額
・月別状況(直近13ケ月)
・年金加入期間
・これまでの加入実績に応じた年金額
※老後に受け取れる年金額ではない
50歳以上
・保険料納付額
・月別状況(直近13ケ月)
・年金加入期間
・老齢年金の種類と見込額
※現在の条件のまま60歳を迎えた場合の年金見込額
ねんきん定期便は届くたびに数字が変化していますので、年1回必ず確認するようにしましょう。

3つのポイントをチェックしよう
ねんきん定期便が届いたらチェックしておきたい項目をご紹介します。
①年金加入期間
「これまでの年金加入期間」が記載されている欄の右端をチェックしましょう。
年金を受け取るためには10年(120ケ月)の加入期間が必要です。
満たしていなければ受け取れません。
年金加入期間が合わない場合は、ねんきんネットで年金記録を確認しましょう。
35歳・45歳・59歳で届くねんきん定期便(封書)には、全期間の年金記録が記載されています。
年金加入記録を確認して誤りや漏れがあった場合は、「年金加入記録回答票」を返送または年金事務所に提出してください。
参照:日本年金機構/年金加入記録に「もれ」や「誤り」があった場合

②最近の月別状況
納付処理の漏れや納付忘れがないか直近の納付状況を確認しましょう。
もし納付しているのに未納になっている場合はすぐに窓口へ問い合わせてください。
ご自身の都合で未納になっている場合は、年金額に反映されませんので早めの納付をおすすめします。
納めるのが難しい状況であれば未納のままにせず保険料免除・納付猶予制度を申請しましょう。
免除された期間は年金額に反映されますよ。

③年金の見込額
将来受け取れる予定の年金額を確認しましょう。
先ほどもお伝えしたように、50歳未満と50歳以上では記載させている内容が異なります。
<50歳未満>
これまでの加入実績に応じた年金額が載っていますので、実際に受け取れる額より少ないはずです。
ねんきんネットを利用すれば65歳で受け取れる年金額を知ることができます。

<50歳以上>
現在の条件が60歳まで続いた場合の年金見込額が記載されています。
60歳までに収入に変化があれば記載されている額は減ったり増えたり変動があります。

「ねんきんネット」に簡単にログイン
ねんきんネットは将来受け取れる年金を試算できます。
老後資金を算出する際に便利なサイトなのですが、手続きが面倒で年金見込額を知ることを諦めていませんか?
実は、ねんきん定期便が届いたときが簡単にログインするチャンスです。
ねんきんネットの新規登録から「アクセスキーあり」を選択し、ねんきん定期便に記載されている「お客様のアクセスキー」を使い手続きを進めていきます。
その際にもう1つ必要なのが基礎年金番号です。
年金手帳や国民年金保険料の納付書、年金関係の通知書などに記載されています。
わからない場合は、ねんきん定期便に載っている窓口や勤め先にお問い合わせください。
アクセスキーの有効期限は定期便が届いてから約3ケ月ですので早めにねんきんネットにログインしましょう。

まとめ
年金をいくら受給できるかによって、老後に備えるお金は大きく変わります。
だから、年金見込額を早めに知ることは重要です。
でも、試算額は毎回同じとは限らないので注意しましょう。
年金額を計算する際の基準額は増減するため、予想より少なくなっている場合もあります。
よって、年に1回、ねんきん定期便が届いたときだけでも確認してみましょう。
そうすれば、お金の誤差を小さくでき、安心な老後へ繋げていけますよ。



