役所や公的機関では教えてもらえなかったことを教えてもらえました【個別相談】
シングルマザーにとって、働き方の悩みはとても深刻な問題かと思います。
今回は、現在は児童扶養手当の対象ではない方から
「iDeCoを始めたら、児童扶養手当の対象になるかどうか、
役所に尋ねたけれど、iDeCoは関係ないですときっぱり言われました。」
というご相談をいただきました。
iDeCoは児童扶養手当に関係ないの?
iDeCoをすることで児童扶養手当の対象になるかどうかを
市役所にお尋ねになられたようですが、
「iDeCoは児童扶養手当と関係ない」と言われて困っていたそうです。
また、iDeCoの掛金の上限が上がるという情報も知ってらっしゃって、
そうなることで児童扶養手当の所得制限にどのように影響があるかどうかも知りたかったそうです。
児童扶養手当の所得制限の計算をするとき、
諸控除の中に、小規模企業共済掛金控除という項目があります。
参照「大阪市・児童扶養手当」
小規模企業共済掛金控除は、iDeCo(個人型確定拠出年金)の掛金の控除のことになります。
シングルマザーさんが、児童扶養手当の所得を計算するときに、掛金の全額を所得から引くことができます。
個別相談の時には、
源泉徴収票をお持ちいただいて、
児童扶養手当を受けるためには
どのくらいの所得になったら対象になるかどうかを
試算させていただきました。
収入が多い方でしたので、
現在のiDeCoの上限額いっぱい掛金を払っても
児童扶養手当の対象にはなりませんでしたが、
今後、iDeCoの掛金の上限が上がれば、
児童扶養手当の対象になりそうということが確認できました。
実は、児童扶養手当のために転職も考えていたそうですが、
とりあえず、今の仕事を続けながら、
iDeCoを始めてみますとおっしゃられてました。
児童扶養手当の所得制限の計算方法もお伝えしたので、
これからは自分で計算できそうと喜ばれていました。
ご感想
とても安心感のある方でした。
ネットで調べてもわかりにくかったことを丁寧に教えてくださって、すごく助かりました。
シングルマザー向けの制度については、市役所や公的機関では教えてくれない内容で、非常に有益でした。
お役に立ててとても嬉しいです。
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