「大学だけじゃない!うちの子も対象かも?」 専門学校進学でも給付型奨学金を活用できる! 知っておきたいステップ&スケジュール

皆さま、こんにちは。
マイライフエフピー®認定講師・認定ライター、

女性のお金の専門家、山﨑かづ偀です。

我が家の娘は、通信制高校に通う1年生です。
日頃から「大学は行きたくないな、専門学校で手に職つけたい!」と言って、

いろいろな専門学校のパンフレットを取り寄せています(笑)。

正直なところ、「大学よりは専門学校の方が学費は安く済むだろう」と、

私は気楽に考えていました。
ところが、実際に調べてみてびっくり!
専門学校でも内容によっては、大学よりも学費が高くなるケースがあるんです‼

今回は、専門学校進学を考えているお子さんを持つママさんに向けて、
「給付型奨学金」の基礎知識と、申請までにママができる4つのステップ、

そして申請のスケジュールについて、わかりやすくご紹介します。

ステップ1:うちの子も対象になる? まずは確認!

給付型(=もらえる)奨学金には、所得制限があります
「うちは対象にならないかも…」と最初からあきらめていませんか?

でも実は、家族構成や働き方の工夫次第で対象になる可能性があるんです。

支援対象かどうかは、以下のポイントで判断されます:

  • 家庭の収入(住民税の課税状況)
  • 世帯の人数や家族構成
  • 子どもの学業成績・出席状況・学ぶ意欲

周囲の「うちは無理だったよ」という声をうのみにして

あきらめるのは本当にもったいない!

「我が家の場合は?」という視点で一度しっかり調べてみることが大切です。

まずは、住民税の課税状況を確認してみましょう。
もし制限をオーバーしているなら、以下のような方法で見直しできる可能性もあります。

所得調整のヒント

  • iDeCoの活用や医療費控除の確認
  • 働き方を変える:
    実際に私は、娘が高校に進学したタイミングで派遣社員から業務委託(個人事業主)に働き方を変えました。仕事内容はほとんど変わりませんが、所得をコントロールできるようになったため、結果として奨学金の要件も満たせるようになりました。

ステップ2:必要な書類と情報を準備しよう

申請にはいくつかの書類が必要になります。
早めに準備しておくと、あとがラクになりますよ!

📄 主な必要書類

  • 住民税の課税・非課税証明書(保護者・世帯分)
  • マイナンバーカードまたは通知カード+本人確認書類
  • 進学予定の学校情報(大学・短大・専門学校など)
  • 本人名義の口座情報(給付金の振込先)

また、申請書類は高校を通じて提出するのが一般的です。
学校によっては奨学金担当の先生がいる場合もありますので、

担任や進路指導の先生に早めに相談しておきましょう。

ステップ3:申し込み時期は? 知っておきたいスケジュール

給付型奨学金には、「予約採用」と「進学後採用」の2つの申請タイミングがあります。
おすすめは、早めに準備して高校在学中に申し込める「予約採用」です。

📅 おおまかなスケジュール(日本学生支援機構・JASSOの場合) 文部科学省ホームページより

●申込み:高校3年生の4月下旬~

📌 注意!
このとき参照されるのは「前年の収入」です。
たとえば高校3年生の春に申し込む場合は、高校2年時の保護者の収入が見られます。

●決定通知:秋ごろ、選考結果の通知が届きます。

●入学時:進学先に決定通知を提出して、手続きを行います。

ステップ4:制度の注意点もチェック!

申し込み前に、以下のポイントも忘れずに確認しましょう。

支援対象校かどうか確認

うちの娘が持ち帰ってきたパンフレットの中には、支援対象外の学校もありました(涙)。
希望する学校が対象校であるか、必ず事前にチェックしましょう。
👉 支援対象校の確認はこちら(文部科学省サイト)

 

高校生活も大切!

学校の成績が極端に悪かったり、出席率が著しく低い場合は、支援を受けられないことも。
この機会に、普段の学校生活も親子で見直しておくと安心ですね。
※出席率は、入学式や始業式、校外活動なども関係してきます。

 

毎年の継続申請が必要

一度支給が決まっても、在学中は毎年「継続願」を提出する必要があります。
成績が著しく下がると、支援が打ち切られることもあるのでご注意ください。

 

まとめ:「うちは無理」と思わず、まずは調べてみよう!

給付型奨学金は、お子さんの夢を応援できる大切な制度です!

制度の存在を知らないまま、進学をあきらめてしまうのは本当にもったいない。

「うちも対象になるかも?」と少しでも思ったら、
まずは高校の先生に相談したり、JASSO公式サイトをチェックしてみてくださいね。

💡 おまけ:ママのためのチェックリスト

✅ 住民税の証明書を手元に用意
✅ マイナンバーカードの確認
✅ 高校で奨学金の説明があるかチェック
✅ 子どもの希望校が「支援対象校」か調べる

 

ご不明な点があれば、公式ラインやホームページまで、

どうぞお気軽にコメントやお問い合わせくださいね♪

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