4月入園シーズンに思い出すこと ~迷いながらも守るために動いた日 【体験談】

もうすぐ入園・入学シーズンですね。
新しい生活が始まるこの時期は、
期待と同時に、不安も大きくなる季節だと思います。
はじめまして。
東京在住、女性のお金の専門の相談員として活動している
シングルマザーのおおやまえみこです。
4月が近づくと、私は毎年思い出す出来事があります。
それは、私が生活保護を申請した日のことです。
■ 働きながらの最初の相談
出産を控えていた頃、私は仕事をしていました。
体調に不安はありましたが、
「できるところまで働こう」と思っていました。
それでも将来への不安は消えず、
一度、生活保護について相談に行きました。
そのときに言われたのは、
「まだ働いていますよね」
「今の状況では対象になりません」
という言葉でした。
二度目に足を運んだときも、同じ答えでした。
働いている以上、制度の対象にはならない。
それは当然の判断だったのだと思います。
頭では理解できても、
心は少し追いついていませんでした。
■ 退職、そして収入ゼロ
体調のこともあり退職。
その時点で収入はゼロ。
貯金もほとんどありませんでした。
未婚の母として出産を迎えることへの不安と、
経済的不安が重なりました。
三度目の相談で、出産前に申請が受理されました。

■ 迷いと覚悟のあいだで
制度に頼ることへの葛藤はありました。
「未婚だから」
「一人だから」
そんな言葉を、自分で自分に投げかけてしまう瞬間もありました。
でも最後に残ったのは、
この子の生活を守りたい。
その気持ちでした。

■ 4月の季節に思うこと
生活保護は、私にとって敗北ではありませんでした。
未婚で出産したことも、
制度を利用したことも、
私にとっては「守るための選択」でした。
4月は、新しいスタートの季節です。

もし今、同じように迷っている方がいるなら。
未婚であっても、
一人であっても、
守るために動くことは、弱さではありません。
あの日の私は、
完璧ではありませんでした。
でも、母として真剣でした。
4月という新しい季節が、
あなたにとって前向きな一歩になりますように。
私の経験が、少しでもお役に立てると嬉しいです。


