帰省先で子どもが発熱!病院を受診したら子ども医療証は使える?【体験談】
こんにちは! 子育てママのお金の専門家
マイライフエフピー®認定ライターの池田ひろみです。
今年も残すところ、あと2週間となりました。
年末年始のお休み中に帰省や旅行のご予定はありますか?
昨年はコロナ禍で自粛されていた方も、
「今年こそは♪」と楽しみにしていらっしゃるのではないでしょうか。
もしも、帰省先や旅行先で子どもがケガをしたり、体調を崩したら、、、
慣れない土地で病院を受診するのはとても不安ですよね。
仮に病院を受診した際、子ども医療費助成制度は使えるのでしょうか。
3男児ママである私の体験談をご紹介させていただきます。
帰省先での突然の高熱!とにもかくにも医療機関を受診
大阪市在住の私たち親子が、実家のある愛知県名古屋市へ帰省中のこと。
長男が1歳ぐらいの時でした。
息子が突然の発熱、、、
39度超の高熱に驚き、インフルエンザが大流行していた時期とも重なっていたため、
すぐさま実家の近くの医療機関で診てもらうこと。
日頃、遠出する際には健康保険証と子ども医療証を携帯するようにしていたので、
受付で「初診です」といつも通り2枚出すと、
「子ども医療証は必要ありません」とその場で返却されました(^-^;
診察と検査をしていただくとインフルエンザは陰性。
幸い息子の熱は大事にはいたらず、お薬をもらって帰ることに。
医療費は子ども医療費助成制度を使えなかったので2割負担で支払いました。
※健康保険証を携帯していなくて提示できない場合は、当日の支払いは10割負担となります。
子ども医療費助成制度とは
日本国内で健康保険証を提示し、病院を受診した場合の医療費の自己負担額は
小学校入学前までの子ども・・・2割負担
小学校入学後・・・3割負担
子どもがいる家庭にとって、なにかと病院を受診する機会は多いと思います。
毎回2割や3割負担だと家計への負担も大きくなりますよね。
そこで、子どもの医療費の負担を軽減するために、
各自治体が独自に制度を設け医療費の助成を行っています。(=子ども医療費助成制度)
自治体によって、助成を受けられる子どもの対象年齢、保護者の所得制限の有無など
制度の内容が異なりますので確認されてみてくださいね。
※大阪市在住の我が家の場合、大阪府内の医療機関に子ども医療証を提示して受診した際は、1医療機関ごとに1日あたり最大500円(月2日限度)の負担となります。
支払った医療費は払い戻しの申請ができます!
自宅のある大阪市へ戻ってきたあと、区役所に問い合わせをすると【払い戻しの申請】ができることを知りました。
払い戻しの申請手続きには有効期限があるとのことだったので、すぐに区役所に行きました。
※現在は郵送のみで申請受付しているようです。→詳細は大阪市総合コールセンター
【手続きに必要だったもの】
●支払った際の領収書原本
●銀行など金融機関の通帳の写し(保護者名義)
●本人確認書類
●保険証、子ども医療証
区役所で指定された書類に記入をし、払い戻しされるお金の振込日の目安を聞いて帰宅。
申請後、2か月ほどして振込みされました。
住んでいる都道府県以外の医療機関を受診し、医療費の助成を受けられなかった場合は
払い戻しの申請手続きをすることで多く支払った医療費は戻ってきます。
私の体験談が、少しでも参考になれば嬉しいです(*^^*)
寒さも厳しく、体調を崩しやすい季節です。
お子さまとの遠出には健康保険証(+子ども医療証)とお薬手帳を携帯してくださいね。
FPオフィスClear 池田ひろみ