子どもの大学進学、急な進路変更に困った!!【体験談】
こんにちは!
女性のお金の専門家 野辺真弓です。
今回は、私の実際の体験談です。
長子のことですが、
高校に入学する前から、高校卒業後は就職する、
と言っていました。
私もそのつもりでした。
そして、高校2年生の10月、
進路説明会(就職、進学&奨学金説明)がありました。
まず、1時間程度、就職希望者に対しての説明があり、
その後、司会者からこんなアナウンスが。
「これから後は、進学希望者に対する説明会となりますので、
就職希望者の方、進学や奨学金に関する説明にご興味のない方は、
お帰りいただいてかまいません。」
それを聞いた我が子は、
「もう用ないし、帰ろう」
もちろん、それでもよかったのですが、
私にはまだ当時小学生の子がいたので、
その子が進学した時の為に、進学&奨学金説明会を
「念のため」話を聞いておこうかな?
と思ったのでした。
それから約半年がたち・・・
高校3年生で進路を決める時のこと。
「やっぱり、進学する!」
・・・・・・・・・・?
「え?え?え~~~~っ!?」
となりました。
これは非常に困りました。
就職する予定だったので
高校卒業したら、それ以後の教育費はかからない
と考えていたのです。
それが、土壇場になっての進路変更となりました。
手元のお金は100万円
貯金がまったくゼロだったわけではありませんが
大学進学には約450万円ほどかかることもわかりました。(交通費などは除いて)
なので
350万円足りません!
そのため必死で奨学金について調べて申し込みの準備をしました。
申請には書類を提出しないといけません。
期限も決められています。
我が家の場合は、高3の5月頃に学校から書類をもらい
記入して、期日に提出しました。(期日は 5月20日でした!)
もしも、たまたま高2の時に進学&奨学金説明会の話を、
「念のため」下の子のためにと思って聞いてなかったら・・・
まったく訳が分からなくなっていたと思います。
もちろん 奨学金の申し込み期日にも 間に合ってなかったと思います。
その後、無事に進学し、奨学金の審査も通ることになりましたが、
(ちなみに奨学金に関係する収入基準は、申請時の前年分の親の収入を見られますので、
この時の私は何の対策もしておらず、第3区分になってしまいました→
この詳細はまたブログにて書きたいと思います)
こんなふうに
お子様が、いつ、どんな風に
自分の進路の意思が変わるかわかりません。
今でこそ、私も、奨学金を理解し、ご説明できるようにはなりましたが、
情報として知っているのと、知らないのとでは大違いです。
いざという時、慌てない為にも
今は関係ないと思っていても、
知識として知っておくことは大切だと思います。
この体験談が、参考になればうれしいです。