今さら聞けない!「債券」って何?
こんにちは!
福岡の女性のお金のミカタ、新田真由美です。
よく聞くけど、今さら誰にも聞けない、
そんな経済用語、ありませんか?
例えば、
円安・円高・長期金利・短期金利・債券などなど…
今回は、「債券」についてお伝えしますね。
「債券」は「借用書」のようなもの
債券は、簡単に言うと、「借用書」のようなものです。
国や地方公共団体、会社などが
資金を調達するために「債券」を発行します。
債券を購入した人は、
債権を発行した国や地方公共団体などにお金を貸すことになります。
債券を持っている間は、定期的に利息(クーポン)を受け取ることができ、
満期になったら、契約した金額を受け取ることができます。
日本証券業協会ホームページより引用
債券にはいろんな種類があります。
「国」が発行する「国債」
「地方公共団体」が発行する「地方債」
「会社」が発行する「社債」
などがあります。
株式とどう違うの?
会社が事業の拡大などで資金が必要になった時、
株式を発行して投資家に買ってもらいます。
会社はその資金を使って事業を成長させます。
業績が上がった時には、
会社は株主(株を買ってくれた人)に
配当金や株主優待などで利益を還元します。
また業績が上がることで株価が上昇し、
株主は株を売却することで利益を得ることもできます。
株式は、債券と違い、元本の保証や満期はありません。
また、利益が出ることもあれば、
大きく損をすることもあります。
債券は、
株式のように大きな利益を上げることはありませんが、
元本が保証されているという点で、
一般的に株式よりもリスクが低いと言われています。
日本証券業協会ホームページより引用
債券と株式は逆の値動きをする
債券の特徴として、株式と反対の値動きをすることが挙げられます。
一般的に、株式市場が不安定なときや景気が低迷しているときには、
投資家はより安全な投資先を求めて債券を購入します。
そうすると、債券の価格が上昇する傾向があります。
反対に、経済が好調で株式市場が上昇しているときは、
債券の魅力が低下し、債券価格が下落することがあります。
このように、債券は株式と反対の値動きをするため、
株式と組み合わせることでリスクを分散させることができます。
毎日のニュースの中で、株価の動きについては
報道がありますが、
債券の価格や金利については
あまり取り上げられることが少ないので
債券についてはあまりなじみがないかとは思います。
そのためか、資産運用の相談を受ける中で、
株式の投資信託だけで運用をしている方が
多くいらっしゃるように感じます。
株式だけの運用では、株価が下落したとき
資産が大幅に減りますので、
債券も購入してリスクを分散させたほうがいいことをお伝えしています。
債券のことも
知っていただきたくて
記事を書いてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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