「シングルマザーさんの働き方と大学無償化のご相談」【個別相談】
みなさんこんにちは!
奈良県の女性のお金の専門家、マイライフエフピー®認定講師の松田真里子です。
今回は、個別のご相談者様の事例の中で、
「シングルマザーさんからの働き方と大学無償化のご相談」にスポットを当てたものをご紹介いたします。
高校から先に進学される際に、専門学校や大学の無償化の奨学金が
令和2年4月からスタートしているのをご存じでしょうか?
こちらは国の制度で、正式名称は「高等教育の修学支援新制度」と言います。
返済不要のとってもありがたい制度です^^
ご相談内容
40代シングルマザーT様/お子様1人(高校生)
今、派遣で働いているが、大学進学に向けて、手取りを増やしたいため、残業をどこまでしてもいいのか知りたい。
給付型奨学金で、自分がどのくらい支援額がもらえるのか分からず、目安を教えてほしい。
今、NISAの積立投資枠で、少額投資中。
「高等教育の修学支援新制度」はどんな制度?
大まかにお伝えしますとこちらです。
●大学・短期大学・高等専門学校・専門学校のうち、一定の要件を満たすものが対象校
●住民税非課税世帯・準ずる世帯の学生
●世帯収入に応じて、4段階に支援額が分かれる
●入学金と授業料の免除/減額 + 給付型奨学金の支給がある
自宅から通うのか、一人暮らしなのかでも、支援額は変わります。
支援額の例を見てみましょう。
<私立大学>
●自宅外から通う場合 、4年間の合計が、最高約670万円
●自宅から通う場合、4年間の合計が、最高約490万円
<国公立大学>
●自宅外から通う場合、4年間の合計が、最高約563万円
●自宅から通う場合、 4年間の合計が、最高約383万円
<私立専門学校>
●自宅外から通う場合 、2年間の合計が、最高約316万円
●自宅から通う場合、2年間の合計が、最高約226万円
こちらが返済不要、さらにお子様1人あたりなんです!
しっかり制度のことを知っておく方がいいなと思いますよね^^
ただ、ありがたい制度には、所得制限があります。
今回の相談者様のように、手取りを増やしたいので、残業を増やした結果、もし望んだ支援額から外れてしまったら・・・。
シングルマザーさんの状況によっては、投資を考えるのであれば、iDeCoも選択肢に入ってくるなど、
その方の置かれている状況や働き方によって、対策がかわってきます。
ご感想
奨学金で、気をつけるポイントが分かりました。
支援額の枠(区分)を外れて、一つ違う方にいくだけなのに、こんなに金額が変わるのかとびっくりしました。
手取りを増やしたいからと、もし相談せずに、自分で働いた結果、区分がかわってしまったら、
せっかく働いたのに・・・と、悔やんでも悔やみきれなかったと思います。
相談を受けるかどうか、なかなか踏ん切りがつきませんでしたが、お聞きしておいてよかったと思います。
子どもが大学を卒業したら、自分の老後もやってくる、そのシミュレーションをしていただけたのもよかったです。
お金のことに、しっかり向き合うきっかけになりました。
給付型奨学金については、講座も開催していますので、そちらでも情報収集ができます。
例えば、高校生のうち、いつまでに対策しておくのが一番オススメなのかとか、
ポイントや注意する点についてもお伝えしております。
開催日などにつきましては、こちらのブログ・各SNSをご確認ください。
もし、お金の不安を解決したい!と思われたら、一人で悩まずにお気軽にご相談くださいね。
一緒に将来のことを考えていきましょう。
☆各種SNSで、お役立ち情報や講座のお知らせなど配信しています☆
よかったらご登録ください^^
~LINE公式はこちら~
~Instagramはこちら~