【給付型奨学金】大阪府のひとり親家庭の中高生を応援!夢をあきらめない(きずな育英基金)

女性とお金の専門家の浅井優花です。
ひとり親家庭向けに奨学金の講座をしていますが、
民間の給付型奨学金が毎年増えています。
今回紹介する奨学金は、講座を聞かれたシンママさんが給付を受けた奨学金です。
学びたい気持ちをきらめないで・・・
家庭の事情で進学や学習の継続をあきらめてしまう子どもたちがいます。
大阪府では、経済的な理由で学ぶ環境が整っていない中高生に向けて、奨学金や給付金などの支援制度があります。
今回は、その中でも「ひとり親家庭」向けのきずな育英基金です。
(※ひとり親以外も対象ですが、今回はひとり親で書かせていただきます。)
対象となるのは?
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ひとり親家庭や父母ともにいない家庭の子どもで、大阪府内の中学2年生、3年生及び高校1年生から3年生
- 大阪府下に居住するひとり親家庭や父母ともにいない家庭の子どもで、大阪府外の中学2年生、3年生及び高校1年生から3年生
支援の内容
当基金の支援金は、塾代などの費用に充てるもので学費に充てることはできません。
💡【学習支援対象者】
●中学2年生、高校1~2年生
通期生:30万円 (年額)
半期生:15万円 (半年間の額)
●中学3年生、高校3年生
通期生:50万円 (年額)
半期生:25万円 (半年間の額)
・対象経費:塾代 ※高校1年生に限り、通塾の必要がないと判断し、大学や専門学校への受験料や入学金の一部に充てたいと考えるものが事前に届けた場合は、選考委員会の議をへて代表理事が承認することにより流用を認めている。
💡【文化・芸術スポーツ活動支援対象者】
●通期生
中学生、高校生とも学年問わず、
30万円 (年額)
●半期生
中学生、高校生とも学年問わず、
15万円 (半年間の額)
・使途は学校内外での活動費、遠征費用、合宿費等です。
募集期間
●通期生については、2月末日締め切り
●半期生については、8月末日締め切り
申し込み手続きや流れ
経済的な不安を理由に、お子さんの夢を制限してしまうのはとてもつらいことです。
こうした支援制度は、「頑張る子どもを応援したい」という地域や行政の思いから生まれています。
もしも該当しそうなご家庭があれば、まずは情報を知ることから始めてみてください。
大阪府には、家庭環境に関係なく「学びたい子どもを支える」仕組みがあります。
制度をうまく活用して、子どもの可能性を広げていきましょう。