年金~ねんきんネットで簡単試算「基金代行部分」ももらえるんですか?

Q.ねんきんネットにログインして、自分の年金を「かんたん試算」をしたところ、年金見込額は月額81,998円でした。
さらに詳細を見ると、「<ご参考>基金代行部分(月額)」の箇所に38,523円となっています。
この「基金代行部分」は年金としてもらえるのでしょうか。

 

あるママからのご質問です。
このご質問にお答えしながら、ねんきんネットと厚生年金基金についてお伝えしますね。

 

老後の年金は、原則として65歳から終身で受け取ることができ、老後の生活の収入の柱になります。
何歳まで生きられるかによりますが、受取額が数千万にもなりうるもの。年金制度については、しっかり理解しておきましょう。

 

1.「ねんきんネット」とは?

ねんきんネットとは、日本年金機構によるインターネットを通じて
ご自身の年金記録や将来の年金見込額を確認できるサービスです。

 

「ねんきんネット」にまだログインされていない方は、
今すぐ日本年金機構のHPからアクセスし、利用登録をしましょう。

 

ねんきん定期便とそちらに記載されたアクセスキー(ねんきん定期便の到着から3カ月間は有効)があれば、即座にログインIDが発行されます。
アクセスキーがない場合は、基礎年金番号を入力して申込みをし、通常5日程度でログインIDが郵送で発行されるのを待ちましょう。

 

2.「ねんきんネット」でできること

ねんきんネットにログインすると、

年金記録の一覧表示
年金見込額試算
ねんきん定期便・通知書の確認
届書の作成
通知書再交付申請

などメニューがあります。

 

「年金記録の一覧表示」からは、年金保険料の支払い実績や加入実績などがわかります。
「年金見込額試算」では、今後の働き方に応じて「いくらもらえるの?」が1円単位で試算できます。

 

質問者の方は「かんたん試算」をしてみた結果、

・受給予定年金見込額(月額)                    81,998円
・〈ご参考〉基金 代行部分(月額)             38,523円

と表示されていて

「基金代行部分って何?」
「受給予定年金見込額に加算してもらえるの?」

と疑問に思われたのですね。

 

かんたん試算以外にも、「質問形式で試算」「詳細な条件で試算」で、
より細かく条件を入れてシミュレーションすることができますので、
ログインできるようになったら試してみてくださいね。

 

3.「基金代行部分」ってどういうこと?

年金見込額試算で「〈ご参考〉基金代行部分(月額)」に金額が表示されるということは、
質問者の方は厚生年金基金に加入していた期間があるということです。

 

厚生年金基金制度は、国が行う老齢厚生年金の一部の支給を厚生年金基金および企業年金連合会(以下「基金等」といいます)が代行し、これにプラスアルファ部分を上乗せして年金給付を行う仕組みです。

 

結論から言うと、「基金代行部分」も年金として支給されます。

この方の場合は、老齢厚生年金と老齢基礎年金を合わせて81,998円+基金代行部分38,523円=合計120,521円を月額で受け取れることになります。

年間にすると約145万。65歳~90歳まで25年間受け取ると3,625万になります。
さらには、この基金代行部分だけでなく、基金等から支給されるプラスアルファがあるのですね。

 

4.老後のお金の不安を解消するには

紅茶400

「思った以上に年金があるのでびっくり」
そのようなご感想をお持ちになる方もおられるでしょうね。

 

受給額は、年金制度に加入した期間が長く、
納めた年金保険料が多いほど、増えます。

そして、会社員の年金保険料は、お給料の額に比例します。
この方は、正社員として長くお勤めのため、比較的多いのです。

 

そのため、同じように会社にお勤めでもパートタイムで短期間勤務の方や、
配偶者に扶養されている方、自営業の方ですと、より少なくなる可能性が高いと考えましょう。

 

いずれにしても、ねんきんネットで自分(できれば配偶者)も含めて、
シミュレーションするのが老後のお金を考える一歩になります。

 

「年金はもらえないのでは?」と質問をいただくこともあり、
年金を軸に老後の生活を考えて良いのか、不安をお持ちの方が多いでしょう。

 

確かに、このままでは現在の年金水準を維持することが難しいと言われています。

私の個人的な意見としては、まずは会社員・公務員の配偶者で、
自分自身で年金保険料を支払っていないのに年金を受給できる
「第3号被保険者」の制度改革が行われると良いと考えています。

 

いずれにしても、老後の生活費として自分年金を用意しておくと安心ですよね。
厚生年金基金や企業年金がある会社にお勤めしていない方でも、
個人型確定拠出年金(イデコ)を始めることもできます。

 

お金の不安を解消するために、お役に立ちましたら、うれしいです。

 

制度や必要な生活費や教育費を理解した上でどのように教育費を貯めていくかはとても大切なことです。

 

パート・貯金0・実家暮らしでないシングルマザーさんも、貯金の方法を知り、その後3年で教育費を貯めました。
シングルマザーだから子どもの大学進学はムリと諦めないでくださいね。

 

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