公立高校と私立高校の教育費!家族を思う思春期息子と母との親子奮闘記!【体験談】

大阪在住のあるシングルマザーさんの体験談をご紹介します。

公立高校と私立高校の教育費!家族を思う思春期息子と母との親子奮闘記!

高校3年生の娘、高校1年生の息子。2人のシングルマザーです。
子どもが高校生になると、急激に家計を圧迫するのが教育費。

娘は公立高校、息子は志望していた公立高校が不合格になり私立高校への進学に。
正直、合否の発表を見た時は「私立はいくら必要?」「払っていけるの?」
頭が真っ白になりながら、3時までに私立の振込をしました。

でも、最後の公立入試まで頑張った息子!
この悔しさが次のステップに繋がるよ♪と息子にエールを送りました。
でも、母親の思いと、思春期の息子の思いは違ったのです…。

■公立高校と私立高校の教育費の差額ってどのぐらい?をご紹介します。

<公立高校の3年間の教育費>
入学までに:約125,000円
◇高1:約130,000円
◇高2:約48,000円
◇高3:約30,000円
授業料無償化で、3年間で約333,000円

<私立高校の高校1年生の教育費>
◇入学時+高1/1学期:約620,000円(※授業料1期分192,500円を一旦入金)
◇高1/2学期:約138,400円
◇高1/3学期:約108,500円
12月下旬に、授業料無償化対象 ※授業料1期分192,500円が返金。
差し引いて、私立高校1年生の1年間の教育費は約674,400円

公立高校3年間で約33万。
私立高校1年間で約67万。
かなりリアルな差額に驚きですね…

息子の通う私立高校はスポーツが盛んで、息子もサッカー部に入部。
10年間続けてきた大好きなサッカーも続けることができて、一安心していました。
しかし…
途中からサッカー部に行っていないことが分かったのです。

<思春期息子の心の気もち>
少しずつ自分の中で抱えていることを話してくれました。

「公立高校に行って親孝行しようと思っていたのに、私立になってごめん」
「私立代でお金が大変になるなら、サッカーも学校も辞めてもいい」
「サッカーグランドまでのバス代月1万円だけでも自分で稼いで、家族の役に立ちたい」
私立高校になってしまった自分を責めて悩んでいたのです。
ジャージ・ユニフォーム一式も息子だけ購入していなかったそうです。

ショックでした…。
「一人で抱えて、こんな思いさせてごめんね」と涙が止まりませんでした。
だけど、息子と向き合っているうちに、家族のことを考え、母のことを思う息子を誇らしく思うようになりました。

「ごめんね」から「ありがとう」に言葉を変えたのです♪

親子で案を出し合い、グランドまでのバス通いを自転車に。
息子は一番安い駐輪場を探してきました。
月1万円のバス代を、月610円の駐輪場に

息子の「家族の役に立ちたい」思いが実現!約1年間のブランクを経てサッカー部に復帰しました。

息子のことがあった中、娘のほうは高校3年の進路の時期に。

■シングルマザー家庭で子どもを大学へは夢物語でしかなかった

毎月が精一杯の生活で、大学なんて夢の話しと思っていました。
その頃に、給付型奨学金を知り「夢ではないかも!」と希望が♪
なんと娘が給付型奨学金を頂くことができ、指定校推薦で決まりました。
頑張った娘と大喜び♪
給付型奨学金。私立大学は自宅通学で月3万円、4年間で144万円の給付金。
大きな金額です!

家から徒歩5分の大学。これも、娘なりの思いがあっての決断。ありがとう♪

子ども達の思いもしっかり受け止めて、母も家計の節約を見直し!

■日常の生活で出来るコツコツ小さな節約!

●電気代
電球を消費電力の少ないものに替えて、夜はリビングに集まる。冬はこたつで過ごすようにしました。親子の会話もできて節約にもなって一石二鳥♪
●食費
子ども達は運動部なので身体づくりも大切!たんぱく質が取れて安い「むね肉」は大活躍♪買い物は夜に行き、値引きされたものを購入することで食費の節約に。

■働き方の見直し「シングルマザーで起業」

長年、大学の教授秘書のパート雇用でした。
教授が定年退職を迎え、これを機に私は大学を辞めて起業を決意しました。

「親子カウンセラー」で起業。
離婚、シングルマザー、子育てで悩んだこと、この経験が今では役に立ち
子育てママ、シングルマザーさんを応援する活動に繋がっています。

まだまだ起業したばかりで、年間の収入は約25万。
これでは家計は回らないので、在宅ワークの副業で収入の入り口を増やす働き方をしています。
チラシ入力:年間約40万
知人からの仕事依頼(資料作り、データ入力):年間約70万

「起業」と「在宅ワーク」の組み合わせは、時間の都合も自由にできるメリットと
収入が上下するデメリットがあるのかな?と思います。

■家族団結で支出Down! 親子の愛情はUP!

シングルマザーで、仕事をしながらの子育ては本当に大変ですよね。
でも、子どもなりにちゃんと母親の背中を見てくれています。
言葉にしなくても、何か家族の役に立ちたいと思っています。
私も、シングルマザー生活で不安でいっぱいになったこともありました。
教育費払えるかな?と思ったこともありました。
だけど、子どもの未来に繋がるお金は母親にとって財産♪節約もやりがいに♪
親子が笑顔でいると、心は豊かに過ごせると思っています♪

※ひとりのシングルマザーさんの体験談(

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