あさイチで「相続」離婚・再婚の場合
今日のあさイチで「相続」のテーマで寸劇でわかりやすく説明がありましたね。
相続というとお金持ちしか関係ないと思われがちですが
ちょうど0円の資産でもない限り
少しでもある、現金がない(安い土地と建物はあるけど)、借金がある、連帯保証人になっているなど
離婚に直面している方やシングルマザーの方は特に複雑になるので注意です。
まずは、基本的なことをあさイチの例でご紹介させていただきますね。
4人家族でお父さんが亡くなるパターン
まずお父さんの妻、子ども2人の3人が法定相続人となるので、4800万以上の資産があると相続税がかかります。
あさイチの例では
お父さんの財産
土地 3000万+建物 500万+預貯金 1200万 +生命保険 2000円+借金 0万
〇生命保険の場合は500万×法定相続人3人=1500万が非課税ですので、この計算を考慮すると
お父さんの財産は5200万となり、相続税がかかってしまいます。
しかし、土地を妻(=配偶者)が相続することで、土地の評価額が3000万の80%減の600万になり結果相続税がかからなくなります。(小規模宅地の特例と言います)
色々質問もある中で、「通帳の履歴」を見ればわかるといったことを税理士さんはおっしゃってましたね。お金の出どころなど通帳でチェックするようですね。
興味深いのは石田純一さん
石田純一さんのお子さんは離婚・再婚を繰り返しているため前妻のお子さんも含め、壱成さん、すみれさん、理太郎くんと3人います。
石田純一さんの想いとしては、自分が亡くなったら妻理子さんとお子さん3人への相続を遺言で書きたいという話。
きっと寸劇のような一般的なご家庭は少なく
離婚・再婚・長年別居中など相続で「私の場合どうなるの?」「子供にはどうなるの?」「元夫が再婚した場合は?」など色々疑問はでてくると思います。
離婚後再婚をしていなければ、法定相続人が子どものみ、また配偶者に対する節税対策も使えないので、意外と相続税がかかってしまうこともあります。
でも、元配偶者の資産(借金も含め)がわからない方も多いと思います。
まずは、基本的な制度を知りましょう。
お子さまがいる方は、離婚しても再婚しても血のつながりのあるお子さんは「相続」を受け取る権利があります。
気になることがありましたら、ご相談くださいね。
お役に立ちましたら、うれしいです。