Q&A母子手当(児童扶養手当)「いつからいつまでもらえるの?」

児童扶養手当(母子手当)のよくある疑問や質問をお伝えしますね

 

Q.母子手当(児童扶養手当)「いつからもらえるの?」

A.申請の翌月から支給対象。ただし、実際に受け取れるのは、2019年11月分からは年6回、奇数月に2カ月分(※1)まとめてとなります。

11~12月分は1月に
1~2月は3月に
3~4月分は5月に
5~6月分は7月に
7~8月は9月に
9~10月分は11月に支払い

毎月支払われないので注意してくださいね。

また、児童扶養手当の手続きをした次の月から支払い対象になり、銀行振込で支払われます。
月末に離婚が成立する方は、離婚日にすぐ手続きができるよう事前に手続きに必要な書類などを確認しておきましょう。
ただし、児童扶養手当の手続きをしてから、認定され、実際に支払われるまで時間がかかる場合があります。

給与・養育費で15万円・児童手当2万円・ 児童扶養手当4万円のシングルマザーのご家庭の例で考えてみましょう。

家計(2019年11月分より)

 

Q.いつまでもらえるの?

シングルマザー教育費

A.所得制限内でしたら、子どもが高校を卒業するまで(正確には18歳に達してから3月31日まで。子どもが障がいの状態にある場合は20歳未満まで)です。

 

ただし、働けるのに働かない方には5年(または7年)以降は支給されない可能性がありますので注意しましょう。

実際は、シングルマザーさんは働いている方が多いので、「子どもが高校を卒業するまで(正確には18歳に達してから3月31日まで)」になります。

Q.いくらもらえるの?

A.所得制限内で児童扶養手当の全部支給が認められると、2020年4月から対象になる子どもが一人だと月額43,160円。子どもの数が増えると人数に応じて加算されます。

 

児童扶養手当の月額(2020年4月分から)

児童扶養手当

となります。次は、児童扶養手当(母子手当)の所得制限についてお伝えします。

 

Q.所得制限っていくらなの?

A.扶養親族の人数と申請者となるお母さんの所得によって違います。また、同居のご家族がいる場合、ご家族の所得額も影響します。

 

所得制限限度額(2018年8月1日以降)

 

(1)「所得」って何?

児童扶養手当の支給額の計算でいう「所得」とは、お給料の総支給額や手取額とは違います。1年間に受け取った養育費の8割も所得に含まれ、所得の計算方法は複雑なので、ご自身が所得制限にかかるかどうか、お住まいの自治体に確認しておきましょう。

上の表の数字からなんとなくわかるかと思うのですが、働いて収入を得るとすぐ一部支給か支給なしになってしまいます。「母子手当は4万円くらいもらえるよ」と言われることがあるかもしれませんが、養育費や収入がほとんどない方に限っての支給額なので注意してくださいね。

 

(2)扶養親族の数「0人」とは?

扶養親族の人数が「0人」という設定があるのは、例えば、離婚後も子どもはお父さんの扶養に入ったまま、お母さんと2人で一緒に生活している場合です。この場合、お母さんの扶養親族は0人となります。

逆に、お母さんがご自身の親(子どもにとっては祖父母)など親族を扶養している場合は、扶養親族にカウントされます。お母さんが扶養している人数によって、所得制限が違う、ここも押さえておいてくださいね。

 

(3)ご両親や兄弟姉妹と一緒にお住いの場合も要注意

離婚後、ご両親・兄弟姉妹など同居の家族は、扶養義務者として所得を確認されます。離婚後間がなくてお母さんは働ける状況になくても、同居のご両親に十分な収入があれば児童扶養手当は受け取れない場合もあります。となりますので、ご家族と同居される場合は、要確認です。

また、児童扶養手当が所得制限にかかる場合でも、「ひとり親医療費助成」は受けられる可能性があります。
ひとり親医療費助成の内容や所得制限の基準は各自治体によって違い、児童扶養手当とは少し異なる基準で判断しているためです。ここも合わせてお住いの自治体で確認しましょう。

 

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