医療費控除が楽になる予感!?マイナンバーカードの健康保険証利用
こんにちは! 子育てママのお金の専門家
マイライフエフピー®認定ライターの池田ひろみです。
10月は小学校、幼稚園の運動会など行事がいくつかあり、合間に夫婦の新型コロナワクチン接種の予定を入れ込んだのでプライベートがバタバタしていた我が家。落ち着いた今は、年末に向けて年賀状や大掃除のことが気になり始めました(笑)
時期的に、年末調整や確定申告のことが気になる方も多いと思います。
今回は、確定申告で医療費控除が楽になる予感!?マイナンバーカードが健康保険証として利用できるようになった、という話題について書いています。
マイナンバーカードの健康保険証利用とは
10月20日からマイナンバーカードを健康保険証として利用できるようになりました。
どんなメリットがあるのか、厚生労働省のホームページからご紹介しますね。
【マイナンバーカードの健康保険証利用メリット】
●転職・就職・引っ越ししても健康保険証としてずっと使える!
●特定検診情報や薬剤情報が確認できるので病院や薬局に書類やお薬手帳を持参しなくて良い!
●確定申告の医療費控除で明細を作成する必要がない!
便利になりそうですね♪
マイナンバーカードを健康保険証利用するには、受診する医療機関・薬局がその対象であることが必要です。
対象の医療機関・薬局には「マイナ受付」というポスターやステッカーが貼ってあるそうです。受診する時には受付にあるカードリーダーにマイナンバーカードをかざすだけで利用可能!
対象の医療機関や薬局については、厚生労働省のホームページで確認していただけます。
私も確認してみましたが、普段受診している医療機関は対象外でした。まだ対象医療機関・薬局は多くないようですが今後さらに増えていくでしょうね。
そして、利用者側の事前準備として1つするべきことがあります。
マイナンバーカードを健康保険証利用するためには申込みが必要です。セブン銀行ATM、もしくはマイナポータルより申込可能です。
交付率38.4%・・・マイナンバーカードの利用方法
「総務省【マイナンバー交付状況について】」によると2021年10月1日時点でのマイナンバーカード交付率は全国で38.4%でした。
私の周りでは、マイナポイント事業をきっかけに申請される方が増えていると感じていたので、50%に届いていないのは意外でした。
マイナンバーカードを申請されていない方は、作成後のメリットを感じられないのかもしれませんね。
私自身もマイナポイント事業を利用してマイナンバーカードを申請し受け取りましたが、その後一度も利用する機会がありません。もっと保有することでのメリットがあると良いなと思います。
【現時点でのマイナンバーカードの利用方法】
●本人確認の際の身分証明書として
●各種行政のオンライン申請が可能
●住民票・印鑑登録証明書など公的な証明書を取得する際のコンビニ交付サービス
マイナンバーカードを健康保険証として利用できる対象医療機関が多くなれば、マイナンバーカードをより実用的に使えるようになるのでは、と思います。確定申告の医療費控除が面倒に感じていた方には、便利に、楽になるのでメリットとして大きいですね。
マイナンバーカードの受け取りはお早めに
ところで、2021年4月末までにマイナンバーカードの申請をされた方は、もう受け取りされていらっしゃいますか?
そして、マイナポイント事業が2021年12月末までに延長されていることをご存知でしょうか。
2021年4月末までにマイナンバーカードを申請された方は、カード受け取り後マイナポイントを申込み、2021年12月末までにチャージもしくはお買い物をすることで、上限5000円分のマイナポイントが取得できます。
せっかく対象期間内に申請されていたのに、カードの受け取りやマイナポイントの申込みを忘れマイナポイントを受け取り損ねてしまうのはもったいないです。一度ご確認されてみてはいかがでしょうか。
少しでもお役に立つと嬉しいです(*^^*)
FPオフィスClear 池田ひろみ