いまさら聞けない経済用語「実質賃金」って何?

実質賃金

こんにちは!
福岡の女性のお金のミカタ
新田真由美です。

先日、
「8月の実質賃金3か月ぶりマイナス」
というニュースが飛び込んできました。

よく耳にする「実質賃金」ですが、
よくわからない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、
よく聞くけどわからない
いまさら聞けない
実質賃金」について
お伝えしますね。

実質賃金」は、
物の値段(物価)が変わったら
お給料でどれだけの物が買えるのか

物の値段に対してのお給料の価値になります。
単にお給料の金額だけではなく、
実際にどれだけの物やサービスを買えるかを示しています。

物価上昇

「実質賃金」を「おこづかい」に例えてみると…

たとえば、お子様が毎月おこづかいとして1,000円もらっているとします。

この1,000円で、お菓子や文房具を買えますね。
でも、もしお菓子や文房具の値段が急に高くなったら、
今までと同じものを買うためにはもっとお金が必要になります。

このように、物の値段(物価)が上がると、
同じお給料やおこづかいでも買えるものが減ってしまいます。
これが「実質賃金が下がる」ということです。
反対に、物の値段(物価)が下がると、
同じお金でより多くの物を買えるので「実質賃金が上がる」となります。

物価上昇

物の値段(物価)が変わらない場合

毎月のおこづかいが1,000円で、お菓子が1つ100円だったとします。
この場合、お菓子を10個買えます。
ここで、物の値段(物価)もおこづかいも変わらなければ、毎月10個のお菓子が買えますね。

物の値段(物価)が上がったら・・・

もし、物の値段(物価)が上がってお菓子が1個200円になったとします。
おこづかいが1,000円のままだと、お菓子は5個しか買えません。
おこづかいの金額は同じだけど、買えるものが少なくなってしまいます。
これが実質賃金が下がるということです。

物価が上がった時のために

実質賃金とは、お給料(おこづかい)がどれだけの物やサービスを買えるかを表したものです。

物価が変わると、実際に使えるお金の価値も変わるので、
お給料の金額だけでなく、物価の変動も考えることが大切になります。

もちろん、お給料のことだけでなく、
銀行に預けているお金も
物価に対して価値が下がらないようにしていくことも大切ですね。
物価が上がったときのことを考えて、
一部を運用に回していくことも考えてみましょう。

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