iDeCoとNISAどちらが良いの?メリット・デメリットを教えて~

南大阪で、和やかに楽しむための 女性のお金の専門家

マイライフエフピー®認定講師の渡邉有子です。

 

将来の貯金をふやす為に、何を選んでいますか?

最近は少し、銀行の金利も上がってきたので、手堅く、まず銀行へ!の方も多いかもしれません。

でも、もう少し増やしたいと思った時に、次は何にします?

 

人気のNISA? iDeCo?

あれ?この違いって何だったっけ?って、なりませんか?

 

この中身は、どちらも 「投資」 です。

 

投資なのに、何が違う?

私はどちらを選べば良いの??

そんな疑問に、メリットとデメリットを中心にお応えしたいと思います(^^ゞ

 

 

 

新NISA の メリット

NISA口座から、購入した投資の運用の利益が非課税

↑これが1番のメリットではないでしょうか?

運用益の非課税の期間が無期限

投資の保有可能額が(つみたて・成長枠あわせて)1800万円までOK

いつでも資産を引き出すことが可能

少額(100円~)始められる

 

 

新NISA の デメリット

元本割れのリスク

→あくまでも投資なので、資産が下がることもあります。

短期目的や、〇年後に△△円必要など、使い道の目的がある貯畜には向かない!

「損益通算」や「繰越控除」ができない

「損益通算」一般の投資口座の場合、複数の口座で、利益と損失が出た場合、合算できる仕組みですがあります。

  「繰越控除」は、損益通算しても損失があるときに最大3年間、その損失を繰り越して差引くことができる仕組み。

新NISAは損益通算や繰越控除の対象外となっています

海外に引っ越しをする予定の方は注意!

→新NISA口座は「日本に住む、18歳以上(1月1日時点)の人」となっています。

海外転勤・赴任などで引っ越す場合、「非居住者」となるので、新NISAが利用できなくなってしまいます。

ただし「最長5年の海外転勤等」であれば、NISA口座で保有し続けることができます。

 

おススメpoint

・中長期の間、お金をじっくり貯めていくのに向いている

利益がでたら、約2割の税金が非課税なのが嬉しい♪

 

 

 

 iDeCo の メリット

 

①掛金が全額、所得控除!

 → 掛けた金額が全額、所得控除の対象となり、税金が軽減されます。

(例)毎月の掛金が1万円の場合、所得税(10%)住民税(10%)とすると、年間2.4万円節税に

②運用益も非課税で再投資!

 → 一般的に投資の商品を運用すると、運用益に課税されますが、「iDeCo」なら非課税で再投資されます

③受け取る時も大きな控除!

 →受取り方法を、年金か一時金で選択することができます

年金として受け取る場合は「公的年金等控除」、一時金の場合は「退職所得控除」の対象となります。

 

iDeCo の デメリット

①原則として、60歳になるまでは受給できません。

→iDeCoは、老後の資産形成を目的とした年金制度であるからこそ、税制の優遇があります。

なので、原則として60歳にならないと引き出すことができません。

②給付額は、運用成績により変動します。

→あくまでも中身は、「投資」商品です!

運用の実績によって変動するので、将来、受け取る額は運用成績によって変動します。

③手数料がかかります(金融機関によって異なります)

 

あと注意点として

※課税所得(税金)がない方は、掛金の所得控除は受けられません。

所得控除は、本人の所得からのみ控除されます。配偶者の所得からは控除されません。

→無職の方や扶養範囲内で働いて方は、注意してくださいね

 

 おススメpoint

・ご自身の今の所得税や住民税などを節税をしながら、老後の貯えを貯めたい方向け

 

 

あなたは、どちらが良いでしょうか?

もちろん!将来に向けて、両方していくのもステキですね(^^ゞ

 

 

 

 

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