火災保険の更新で保険料が3倍に!

南大阪で、和やかに楽しむための 女性のお金の専門家
マイライフエフピー®認定講師の渡邉有子です。
あるお客様からのご相談で、
「火災保険の更新のお知らせが届いて・・・
10年ぶりの更新で、 めっちゃ高くなってて、衝撃なんだけど、
やっぱり家財保険も一緒に入るのが一般的?保険料が高すぎて、悩んでいます」
とのこと。
最近は、火災保険料が全国的に値上がりしていて、多くの方が同じ悩みを持たれていますので、少しお話させていただきますね
保険料が上がった理由
●自然災害の増加
2011年に東日本大震災があり、全国的に、台風の被害、地震、水害など、災害ニュースを目にする機会も増えています
●保険期間の短期化(最長10年 → 5年へ変更)
災害が増えたこともあり、保険会社も長期的なリスクを正確に評価・予測することが困難になったため、現在5年契約が最長になっています。
●再建築費の上昇
最近は、物価高騰・高騰!と、聞きすぎてイヤになる言葉ですが、ここにも影響しています。
火災や地震で倒壊した建物を再度、建築するには、建築資材が必要です。
また建てる為に人件費も必要。残念ながら、両方ともに高騰しています。
これらが原因で更新時に「えっ!」と驚くほど、保険料が上がっているケースがほとんどです。
このお客様も、10年前は約25万円ほどの保険料だったのに、
今回の更新では、5年で約40万円になる・・・
約3倍の保険料に衝撃すぎて、言葉を失いますね
家財保険は入れるのが一般的なの?
●建物だけ → 持ち家の構造部分のみ
●家財も追加 → 家の中のモノ(家具・家電・衣類など)も補償
持ち家の方でも「家財なし」にしている人も一定数います。
ただし火災や水害で全損した場合、建物だけ直っても中身がゼロになるリスクがあります。
万一の時は、文字通り「裸一貫」になる可能性も・・・
なので、家財の保障には入っておいたほうが・・・という考え方があります。
家財もセットにするほうが、安心度は高いです。
賃貸住宅にお住まいの方や、持ち家の方でも建物には入っていないけど、家財の保障には入っている。
という方もいらっしゃいますね。
まずは、
家財の保障をつけた時と、付けなかった時。
保険料の違いはいくらあるのでしょう?
保険料の金額の差においても、必要な可否の違いはあるかもしれません。
保険料を抑える工夫を考える
●補償の範囲を見直す
・水災は必要ですか?
→海や川などからも遠く、高台の一戸建てなら、外してもOKな場合もあります
・家財の保険金額が、高すぎる設定になっていませんか?
●免責の金額を設定する(上げる)
自己負担を増やす代わりに、保険料ダウンしやすいです
●長期一括払いよりも、年払いも検討してみる
→長期一括払いの方が、トータルすると安くなりますが、高額な支払いになるケースも多いので、年払いなど支払い方法も検討してみる
●他社比較(乗換え)
→ 保険会社によっても、保険料や補償内容なども違うこともあるので、他社との比較検討してみるのもオススメです
まとめ
火災保険料の上昇は多くの方が直面しています。
家財の補償は、“家の中身を守る” ために多くの家庭で加入されていますが、ご家庭のライフスタイルによって必要性は変わります。
もちろん、貯蓄があって、万一の時でも買い換えてなんとかなる!という方は、それもOK!(^^ゞ
まずは、ご自宅の立地条件や、家財の評価額を見直し、不要な補償を外したり、免責を工夫することで保険料を抑えられることがあるので、更新がきたこのタイミングで、しっかりと考えてみましょうね。
※FP資格をお持ちでご参加希望の方は、
必ずマイライフエフピーの下記のお問い合わせよりメッセージをお願い致します。
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