家計の見直しでラクになる~住まい・電気・保険~【体験談】

マイライフエフピー®認定ライター・講師の山﨑かづ偀です。

値上げラッシュのニュース、「また値上げか…」と気持ちが沈んでいませんか?

こういう時こそ、家計を見直すチャンス!

今回は、私が離婚当時に実践してきた「家計の立て直し術」を、体験をまじえてお伝えします。
シングルマザーとして頑張るあなたの参考になればうれしいです。

どこから見直せばいいの?

 

「家計を見直す」といっても、どこから手をつけたらいいのか迷いますよね。

ざっくり分けると、

●収入を増やす

●支出を減らす

●もらえる制度を活用する

この3つです。

私が離婚した当時は、収入が減り、さらに借金(カードローン)もある状態。
まさに「無い袖は振れない」状況でした。
どうにかお金を使わずに生活を回すことに必死でした

そんな中で効果を感じたのが、固定費の見直しです。

固定費の見直しは効果テキメン!

「固定費」とは、毎月決まって出ていくお金のこと。
住居費・光熱費・通信費・保険料などが代表的です。
最近ではサブスクも固定費の仲間ですね。

毎月当たり前に払っているお金だからこそ、「もう仕方ないか」と放置しがちですが、ここを見直すと、長期的に家計がグッと楽になります!

住居費の目安、シングルマザーのケースは?

家計の中でも大きいのが「住まいにかかるお金」です。
一般的に、収入の20〜30%が適正といわれています。

※例えば、共働きでローンを組んだ場合、出産や時短勤務などで片方の収入が減ると、返済が急に苦しくなるケースも。

ただし、シングルマザーは家計を支えつつ、お子さんのお世話や家事も負担し、非正規雇用の割合も非常に高いです。

私のおすすめは、収入の15〜25%以内に抑えること。
少し余裕を持たせるだけで、心の安心感が違います。

私自身、離婚当時に市営住宅へ引っ越しました。
公営住宅は、収入に応じて家賃が決まる仕組みなので、収入が減ったときは家賃が安くなり、とても助かりました。
※派遣期間終了後、休職中の家賃が1万円に!(減免申請の手続きが必要です)

ただし、地域によっては抽選が高倍率のこともあるので、
気になる方は一度、最寄りの役所で確認してみてくださいね。

電気代の見直しも意外と効果大!

電気を使わない日はありませんよね。
だからこそ、契約プランや使い方の見直しで節約効果が大きくなります。

私も引っ越しを機に電力会社を変更しました。
今はガスやインターネットとセットにすると割引になるプランも多いです。

また、電気の使い方も大事!
経済産業省の「省エネポータルサイト」では、
家庭でできる節電のヒントがたくさん紹介されています。

 省エネポータルサイト(経産省)

我が家では電気の使い方を見直して、月平均約1万円→月平均約5、6千円になりました!

我が家の電気料金はこちら👇
※7月はあまりの暑さにエアコンかけ過ぎちゃいました💦

なんと、年間で6~7万円のオトクに!

保険の見直しは定期的に!

 

私は独身時代に医療保険に入りましたが、離婚後は月々5,700円の保険料が厳しくなり、見直すことに。

保険証券で内容をよく見ると、昔の保険は「長期入院」中心で、今の医療(通院や日帰り治療)とは合っていませんでした。
そこで思い切って解約したところ、なんと約63万円の返戻金が戻ってきたんです!

その後は、割安なネットのがん保険に加入。
年間の保険料負担も約5万円の節約になりました!


保険も「入りっぱなし」ではなく、ライフステージに合わせて定期的に見直すことが大切です。

もらえるお金、ちゃんと使ってる?ひとり親家庭の支援制度

シングルマザー家庭にとって「もらえるお金を知っておくこと」も大事な家計管理のひとつです。

代表的な支援制度を少し紹介します

児童扶養手当
子どもの人数や所得に応じて毎月支給されます。申請は市区町村役場で。

ひとり親家庭医療費助成
子どもの医療費を助成してくれる制度です。自治体によって内容が異なります。

高等職業訓練促進給付金
資格取得を目指すシングルマザーを支援する制度。看護師や保育士など、
一定期間の職業訓練に通う場合に、月額で給付が受けられます。

就学援助制度
学校でかかる費用(給食費・学用品など)の一部を支援してもらえます。

これらは、知っているだけで家計がグッと楽になる制度です。
申請は少し手間がかかりますが、「申請しない=受け取れない」です。
わからない時は、役所の窓口で遠慮なく相談してみましょう

親子でできる!楽しく節約習慣

家計管理は、ママひとりの仕事になりがちですが、
実は「親子で取り組む」ことで楽しみながら節約できるんです

たとえば、

●子どもに「電気消し係」をお願いする

●スーパーでは「○○円以内で買えるおかずを考えてみよう!」とゲーム感覚に

●家計簿アプリで、スタンプを集めるように支出をチェック

お金の話をオープンにすることで、
子どもも自然と「お金の大切さ」や「工夫して生きる力」を学べます。

そして何より、「節約=我慢」ではなく、「親子で楽しむ工夫」として取り組むと続けやすくなります。

おわりに

家計の見直しは、最初は少し面倒に感じるかもしれません。
でも、一度手をつけてみると「意外と簡単!」と思えるはずです。

 

できることから、少しずつ。
固定費
を見直して、支援制度を活用して、親子で笑いながら節約できたら最高ですよね

あなたの暮らしが、今より少しでも楽になりますように。

 

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