iDeCoの掛け金上限額が変更へ!子育て世代が知っておきたいメリットと注意点

こんにちは! 子育てママのお金の専門家

マイライフエフピー®認定ライター・認定講師の池田ひろみです。

 

「iDeCoって気になるけど、制度がよく分からない」「難しそう」

「掛け金の上限が変わるって聞いたけど、結局どうなるの?」

今回は2027年1月から変更になるiDeCo(イデコ)の掛け金上限額について、初心者にも分かりやすくお伝えします。

以前より、iDeCoは老後資金づくりに「節税しながら将来のお金を準備できる制度」として注目されています。

今回の上限額変更は、特に会社員の方は大幅に上がりメリットが大きい内容です。

 

そもそもiDeCoってどんな制度?

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、自分で積み立てて、自分で運用する老後資金づくりの制度。公的年金とは別に「もうひとつの自分年金」を準備するためのものです。

毎月決まった金額を積み立て、そのお金を投資信託などで運用していきます。

iDeCoの最大の特徴は、3つの税制優遇があることです。

【税制優遇3つのポイント】

掛け金が全額所得控除

運用益が非課税

受け取る時も控除が使える

「貯金だけでは増えにくい時代」に、節税しながら老後準備できるのは大きなメリットですよね。

 

掛け金上限額はどう変わる?

2026年度の税制改正により変更点が2つあります。

iDeCo改正のポイント① 掛金上限額アップ
加入区分 現行 改正後
第1号被保険者
(自営業など)
68,000円 75,000円
会社員
(企業年金なし)
23,000円 62,000円
企業年金と合算
会社員
(企業年金あり)
20,000円

上限額のアップにより「もっと積み立てたいのに上限額があってできなかった」という方には使いやすくなりますね。

 

iDeCo改正のポイント② 70歳まで加入可能に
現在 改正後
・国民年金被保険者
・老齢基礎年金等を受給していない人
70歳まで加入可能に拡大

対象例
・iDeCo加入者
・運用指図者
・企業年金から移換する人

働き方にかかわらず70歳まで加入可能なため、50歳から始めた方も最大20年間拠出可能になりました。

 

 

子育てママが知っておきたいポイント

① 節税効果が想像以上に大きい

iDeCoは掛け金が全額所得控除の対象になります。

たとえば毎月2万円積み立てると、年間24万円が所得控除の対象に。

所得控除を使うことで税金計算上の「課税所得」が減るため、所得税・住民税が軽減され、年収によっては年間数万円の節税になることもあります。今支払うべき税金を減らし、将来の老後資金に回せるということです。

 

② NISAと役割が違う

新NISAとどう違うのか、よく比較されますが、税制面以外の大きな違いがあります!

●NISA → 途中で自由に引き出せる

●iDeCo → 原則60歳まで引き出せない

そのため、目的によって使い分けるのがお薦めです。

●教育費 → NISAや預貯金・学資保険

●老後資金 → iDeCo・預貯金

NISAとiDeCoの特徴を生かすことで、効率よく準備することができます。

 

③ 無理な掛け金設定はNG

iDeCoは途中で引き出せません。そのため、「節税になるから」と無理して掛け金を高くしすぎるのは注意。

特に子育て中は、習い事代・塾代、学費、家電の買い替え、住宅購入や引っ越しなど急な支出も多い時期です。

まずは「続けられる金額」で始めることが大切。月5,000円からでもスタートできます。

 

④その他の注意点

選ぶ投資商品によって元本割れする可能性がある

老後資金準備のための制度のため60歳まで引き出せない

口座管理手数料がかかる。

 

 

最後に

「老後2000万円問題」「人生100年時代」など各自での老後資金準備の必要性が大きくなっている中、今回のiDeCoの上限額の引き上げは「老後資金づくりをもっと強化したい!」という方には追い風ですね。

特に、子育て世代は【教育費】に目が向きがちですが、教育費の後に必ずくる自分たちの【老後資金】の準備も同時に進めていく必要があります。

そこはバランスが大切です。

いざ教育費が必要になったときに、「足りないからとiDeCoに入れているお金から出そう」と思っても60歳までは引き出せません。

家計の状況・資産と将来必要委になる費用を考えて、無理なく継続できる金額でスタートしましょう。

まずは

 ●家計を整える

 ●無理のない積立額を決める

 ●NISAとの役割分担を考える

この3つから始めてみてくださいね。

「未来のお金」は、早く始めるほど時間を味方につけられます。

それぞれの目的に応じて、貯金・保険・NISA・iDeCoなどからどれを使うかを選択すること、でリスクを減らし効率的に備えることが可能です。

 

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