意外と知られていない? 株式ってNISAで積立て出来ますよ!
こんにちは!
大阪を中心に活動しています、女性のお金の専門家、
マイライフエフピー認定ライター®の石村こずえです。
本年もよろしくお願いいたします。
「今年こそは、投資デビューしてみようかな…」
とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、投資の勉強を始めて経験や知識を積み重ね、
「もっと色々なものにチャレンジしたい!」
とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
投資商品の中でも、リスクが高いとされる株式ですが、
配当や株主優待は魅力です。
「でも、一度に多額の資金を出すのはちょっと…」という方には、
積立てがオススメです。
意外と知られていないかもしれないのですが、
実は株式も非課税のNISA口座で積立て購入が出来ます!
筆者の口座はこんな感じです→ NISA口座例
~時間を味方に!ドルコスト平均法のおさらい~
投資に関する色々な情報のなかで、有名なものが
「ドルコスト平均法(定額購入法)」です。
「聞いたことあるよ~」という方も多いかもしれないですね。
ここで、少しおさらいしておきましょう。
ドルコスト平均法とは、定期的に一定額を買い付けていく方法で、
値段が高いときは買う量を少なく、
値段が安いときは多く買い付けることによって、
長期的にはコスト(平均購入価格)を抑えて、安く取得できる!
というものです。
例:株価の動きが毎月 1,000円 →1,500円 →500円 → 1,000円 と推移したとして
定額購入 | 購入株数 | 10株 | 6.7株 | 20株 | 10株 | 合計46.7株 | 1株あたり |
購入金額 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 計40,000円 | 856.5円 | |
定量購入 | 購入株数 | 10株 | 10株 | 10株 | 10株 | 合計40株 | 1株あたり |
購入金額 | 10,000円 | 15,000円 | 5,000円 | 10,000円 | 計40,000円 | 1,000円 |
出典元:日本証券業協会HP「投資の時間」より筆者作成
上記の通り、毎月一定額を購入していった方が、
毎月一定量(この場合10株ずつ)購入
するより、コストを抑えることができます!
~つみたてNISAでないと、積立ては出来ないの?~
投資の非課税制度にNISAがあります。
「つみたてNISA」と「一般NISA」(今回のブログではジュニアNISAは除きます)
がありますが、両者の違いは何でしょうか?
積立が出来るかどうか?…
いいえ、違います。
もともと制度が始まったときにできた一般NISAでも、実は積立が出来ます。
そして、一般NISAは取扱い銘柄が幅広く、株式も対象になっています。
ただ、投資できる期間が異なっていますし、
非課税で投資できる金額(非課税枠)も異なりますので、
注意が必要です。
※また、一般NISAとつみたてNISAは併用できませんので、その点も注意してくださいね。
【注意点】すべての証券会社で株式積立(NISA利用)
が出来るわけではありません!
世の中に証券会社は数多くあります。
あまりにも多くて、どこを選んだらいいのか分からない!
という方も多いのではないでしょうか。
選ぶときのポイントは、
自分がどのような運用目標(ゴール)を考えているのか?
をはっきりさせるということです。
・期間はどれくらい?(いつまでに、いくらぐらい?)
・リスク(値段の上がり下がりの幅)はどれくらいまで許容範囲?
等です。
今回、取り上げたNISAでの個別株式の積立は、
残念ながら、どの証券会社でも出来るわけではありません。
比較的新しいネット証券などでは、取扱いがないところも結構あります。
もし、個別の株式をNISAで積み立てたいとお考えの方は、取扱いがあるかどうか、
証券会社を選ぶときのポイントとして、チェックしておきましょうね。
気になる証券会社のコールセンターに問合せてみるといいでしょう。
お役に立つことが出来れば、嬉しいです。