新年度から変わること5選!
こんにちは!
富山で活動する、女性のお金の専門家・山岡加代子です。
新年度が始まりましたね。
・・ということは、一年の4分の1が終わったことになります。
ドキっとしたのは私だけではないかもしれませんが(笑)、仕切りなおす気持ちでいきましょう!
そこで、2023年4月から変わることを5つピックアップしてみました。
1.給与のデジタル払いが解禁に
給与は「現金」か「給与振り込み」などで受け取ることが原則ですが、キャッシュレス決済の口座で受けとることができるようになります。
今は、キャッシュレス決済を扱う資金移動業者(PayPay、auPayなど8社が検討中)が参入申請をし始めた段階。
実際に「デジタル給与」を受け取るためには、事前に労使協定を締結し個々の従業員の同意が必要となるので本格的に始まるのは夏以降になりそうです。
企業側と働き手のメリットを考えると、
企業側は振込手数料の負担が減り、受け取り方が選べることを働き手にアピールできる。
働き手は決済アプリへの入金の手間が省け、ポイント獲得にもつながりやすい、などが挙げられそうです。
デメリットは、
双方ともにシステムの不具合などの資金保全のリスク、でしょうか。
そもそも、
企業側の導入時の労力、コスト、安全面のリスクは相当なものになりそうで、どこまで対応されるのかは不透明かもしれません。
ただ、キャッシュレス決済の普及は、これからますます少子高齢社会が進む日本を支えてくれる手段の一つになると思うので、安心して使えるようになってほしいと思います。
個人的には、現在就活中の息子が来春デジタル給与をいただける状態になることを祈っているところです(笑)
2.出産育児一時金が50万円に増額
出産育児一時金は「健康保険」の制度です。
現在42万円のところ、出産費用の上昇をふまえ50万円にアップすることが決定!
ありがたいですね。
ちなみに私の時は30万円でした・・(笑)
3.マイナ保険証、システム導入が医療機関に義務化
(引用:厚生労働省HPより)
皆さんのかかりつけ病院はどうでしょう?導入されていますか?
2023年3月26日現在で92.2%の施設が申し込みをしているそうですが、システムの改修が追い付かず現状6割どまりとか。これから順次対応されていくことになりそうですね。
対応している医療機関は厚生労働省のHPに掲載されています(クリックで見られます)し、病院や薬局でも、マイナ受付のステッカーやポスターが貼られているとのこと。
これから受診する際はマイナカードも忘れずにしたいところですね。
スムーズに運営されるようになると、
医療費の確定申告もe-Taxに連携するだけでカンタンになるそうです!
4.相続土地国庫帰属制度がスタート
なんのことやら?と思われるかもしれませんが、
個人的にとても関心があります。
「相続土地国庫帰属制度」は、
相続・遺贈によって土地の所有権を相続した人が(一定の条件を満たした場合)土地を手放して国に引き渡すことができる新しい制度です。
・遠くに住んでいて利用する予定がない
・周りの土地に迷惑がかかるから管理が必要だけど、負担が大きい など
土地を手放したいというニーズが高まっているとのこと。
相続した土地が売れる土地ばかりではないですもんね、転勤族である我が家もヒトゴトではありません。
令和5年4月27日からスタートします。
知人が準備を進めていることもあり、流れを見ていきたいなと思ってます。
5.すべての自転車利用者にヘルメット着用を努力義務化
これまでは、13歳未満の利用者に限られていましたが、すべての利用者に拡大されました。
「努力義務」なので罰則はありませんが、
自転車愛用者としては、一見ヘルメットに見えない系のものを探索中です。
バイクとは違って、ヘルメットの保管or持ち運びが難点かと。。
おすすめあったら教えてくださいませ^^
さて、
今週は大学校の新入生ガイダンスで「将来のための資産形成と金融知識」についてお話させていただきます!
我が子たちと同世代のみなさんへ、豊かで楽しい人生を送ってもらえるよう精一杯お伝えしてきます。
ご意見ご感想、リクエスト等お気軽にお寄せください。