シングルマザーさんのお金の貯め方・知っておきたい制度

シングルマザー お金

福岡の女性ののお金の専門家
新田真由美です。

シングルマザーさんの一番の悩みは「お金」のこと
・子どもの教育費どうやって貯めよう
・子どもの希望する進路をお金のことであきらめさせたくない
・子どもが小さくてたくさん働けない
・貯金を増やしたくて働いたら児童扶養手当がもらえなくなった
・返さなくていい奨学金の制度がわからない
・児童扶養手当の所得制限がわからない

そんなシングルマザーさんが貯金を増やす方法についてお伝えしますね!

「いつまでに」「何のために」「いくら」貯めるか目標を決める

貯金を増やすためには、まず貯金の目標を決めます。
「いつまでに」「何のために」「いくら」貯めるかを決めましょう。
目的もなく、ただ何となく貯金をしていると
途中でおろしてしまったり、
挫折してしまったりしてしまいます。
目標を決めて貯金をすると、
途中であきらめにくくなります。

シングルマザー 貯金

例えば、10年後までに子どもの大学費用として400万円貯めると決めたら
1年間に40万円、ひと月33,333円貯めていけばいいことになります。
もしも、ひと月に33,333円が難しい場合は、
ひと月20,000円、ボーナスの月に3万円上乗せする、というように決めてもいいですね。

目的に合った方法で貯める

貯金の目標額が決まったら、
目的に合った方法で貯めるようにしましょう。

絶対に減らしたくないお金は普通預金や定期預金
お金を貯めながら保障が欲しい場合は変額保険などの保険商品
使う時期は10年以上先で、増やすことを重視したい場合は投資商品

目的別貯蓄法

このような感じで、貯める方法を決めましょう。

副業で収入を増やす

貯蓄を増やすためには
収入を増やすことも考えましょう。
スキルアップのための資格を取って、収入を増やすのもいいですね。
資格取得をするためには、職業訓練給付制度を使うと、
資格取得の費用の20%で最大10万円をもらうことができます。

また、資格を取って、業務委託の仕事をすると、
お仕事に使った費用を経費にすることができます。

お給料だけが収入の場合、日常使うお金は経費にすることができませんが、
自分で事業をすると、売上を上げるためにかかった費用は経費にすることができます。

例えば、スマホ代。
正社員やパートなど、お給料をもらう人はスマホ代を経費にできませんが、
自分で事業をすると、スマホでお客様とお話をしたり、メールのやり取りをしますので、スマホ代も経費にできます。

自分で起業した場合、会社員やパートの人と違って、節税ができるメリットがあります。

支出を見直す

支出を見直す場合、
住居費・保険料・携帯電話代・サブスクなどの固定費から見直していきましょう。

例えば、
家賃が高い場合は安いところに引っ越す。
家賃の交渉をしてみる。
保険料は、遺族年金や高額療養費などでカバーできる部分はどれだけあるかを調べて、自分に必要だと思う保険に見直してみる。
生命保険料は各社保険料を引き下げている傾向がありますし、
タバコを吸わない人は保険料が安くなる保険も出ていますので、
今加入している保険料が高いなと思ったら、見直しを検討してみるのも一つです。

また、気がついたら数百円のサブスクが増えていることはありませんか?
サブスクも一つ一つは千円以下のものが多く、
そんなに負担になっていないかもしれませんが、
何か月も続くと大きな金額になります。
サブスクも定期的に見直しをするようにしましょう。

毎日の買い物で無駄なものを買わないのももちろんですが
毎月定期的にかかっている固定費を見直すと、効果が大きいですよ(*^^*)

シングルマザーさんが使える制度を知る

シングルマザーさんで一定の所得以下の場合
児童扶養手当をもらうことができます。

ただ、その制度の所得制限が難しい…

児童扶養手当の所得制限についてはこちらを読んでくださいね。

給付型奨学金

他にも、返さなくてもいい給付型奨学金の制度があります。

給付型奨学金

 

給付型奨学金は、国の奨学金と民間の奨学金があります。

国の奨学金は、
お子様が大学や短大、専門学校に進学するときに利用することができます。
収入や資産などの条件がありますが、

給付型奨学金

 

自宅外から私立大学に進学した場合
毎月75,800円が支給され、
さらに、
授業料も減額になります。

給付型奨学金 シングルマザーさん

詳しいことは、日本学生支援機構のホームページで確認してみてくださいね。

また、民間の奨学金制度もあります。

例えば、
中学3年生と高校生を対象にした
夢を応援基金「ひとり親家庭支援奨学金制度」
毎年2月くらいから4月くらいまで応募できます。
対象になると、毎月30,000円を支給されます。
返さなくていいので、ありがたい制度ですよね!

このような民間の奨学金もありますので、
情報を集めて、気になる奨学金があったら応募してみましょう。

ここまで、
シングルマザーさんがお金を貯める方法と
知っておいてほしい情報をお伝えしました。

また、これからもお役立ち情報を発信していきたいと思います。

福岡 女性 FP 新田真由美

 

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