【シングルマザーさん向け】家計・保険・貯金のお話

みなさんこんにちは!

奈良県の女性のお金の専門家、マイライフエフピー®認定講師の松田真里子です。
朝晩の寒暖差がでてきましたね。体調にはくれぐれもお気をつけください。

 

今回は、シングルマザーさん向けに家計や保険、貯金についてです^^

お金のこともお子さんのことも考えることはたくさん、お仕事に家事に育児に将来のこと!
シングルマザーさんの一日はとにかく早すぎると、よく耳にします。

 

そんな毎日の中での家計や保険・貯金の考え方やコツなど、
それぞれ実践されていることのちょっとしたヒントなれば嬉しいです。

 

 

シングルマザーさんの収入や支出、家計の考え方

シングルマザーさんの多くは非正規雇用と聞かれたことはないでしょうか?
その中でも平均収入はいったいどれくらいなのでしょうか?

厚生労働省の「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果の概要」(だいたい5年ごとに実施)によると、
母子世帯の平均年間収入は272 万円(母自身の収入)
平均年間就労収入は236万円(母自身の就労収入) となっています。

「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果の概要」

 

では、支出は、月々いくらくらいになるのか?

こちらは、総務省統計局のデータより、
18歳未満の未婚の子どもがいる母子世帯のうち、
勤労者世帯の1ヶ月の消費支出は、約19万7千円。
税金や社会保険料などの非消費支出は、約2万9千円。
合わせると、約22万6千円が支出です。

(年間支出が約272万円となるため、平均年間収入とほぼ支出が同額!となります。)

最低必要な生活費の金額なので、お子さんが2人、3人、お子さんの進学の費用もとなると支出はさらに上がりますね。

総務省統計局「2019年全国家計構造調査家計収支に関する結果の概要」

 

あくまでも平均値となりますが、
シングルマザーさんの収入と言えば、
母自身の就労+養育費(もらっている方ももらっていない方も)+児童扶養手当(所得制限あります)+その他などの合計になりますね^^

 

今年の10月からは、児童手当も高校卒業まで拡充され、
11月からは、児童扶養手当の所得限度額と第3子以降の支給額が変更になりますので、
働き方の見直しや、貯蓄ペースのアップもぜひ狙っていただきたいです。

 

 

貯金を順調に進めていくのに、特におすすめしているのは、
「児童扶養手当」については、お子さん用の口座をつくって、お子さん関連のものはここから出す・・・です。
例えば、服や雑費、習い事などをここから出すイメージです。

 

「児童手当」も別口座に。今までは中学3年生まで全額貯めると約200万円でしたが、
高校3年生まで支給になりますので、+36万円の約236万円を貯めれることになります。
貯めたものを高校の部活や塾代、大学の入学費用などにあてることができますね。

 

生活費とお子さん用の出費や貯金を別にして管理しやすく、かつ貯金もしやすくなるポイントとなります。
ある程度、貯まってきたら、お金にも働いてもらう投資も検討していただきたいです。
(国の制度としてNISAやiDeCo、その他諸々ありますが、まずは知識を入れてからがオススメです^^)

 

もちろん受けられる支援についてもお見逃しなく!
特にお子様の奨学金(給付型もの)など、教育費関連のものは、漏れなく申請していただきたいと思います。
(制度については改めてアップします)

 

シングルマザーさんの保険の考え方

シングルマザーさんのお悩みとして、保険を挙げられる方も多いです。

大黒柱でもありますので、もし自分に何かあった時に、お子さんとの生活がどうなるのか、
教育費をどうするかなど、心配は尽きないと思います。

そんな心配や不安を解消する手段として、保険は強い味方となりますが、
心配のあまり、たくさん加入しておけば安心だというものでもありません。

もしも今、たくさん入っていて、家計を圧迫しているとしたら、
どのようなものが自分やお子さんを守るために必要なのか、もう一度考えてみましょう。

 

シングルマザーさん以外の方も共通しますが、
まず国の制度としての保険や年金などがありますので、まずは国の制度を知るところから。
高額療養費や遺族年金など、聞かれたことはないでしょうか?
もしもの時の土台となるのが、まずは国の制度です。

 

シングルマザーさんにとっての万が一、不測の事態、お金で困ることをイメージしてみて、
国の制度で、もしもの時にいくら入ってくるのかを把握、
そのうえで、不足分や心配な部分がある場合に、民間の保険の出番となります。

 

大きく分けると、万が一の場合には死亡保険、入院などで働けない場合には医療保険の出番となります。
(ガン保険などの単体のものもあります)

 

国の制度を分かったうえで、
万が一の死亡保険については、お子様の教育費が必要な期間だけ手厚く加入を検討。
(学資保険にも死亡保険がついています)

医療保険は、シンプルなもので、期間が終身タイプ(一生保障)を選択。

が、ポイントになります。

すでに加入されている方も多いと思いますので、詳しい内容については、
「保険証券」に載っていますので、チェックしてみてくださいね。

 

これからを考えるヒントになると嬉しいです。
もっと詳しく知りたい、聞きたい、という方は、講座や個別の相談もご検討くださいね^^

 

 

 


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