離婚の時に考えるお金の話
南大阪で、和やかに楽しむための 女性のお金の専門家
マイライフエフピー®認定講師の渡邉有子です。
「離婚」を考えた時、まずは何からはじめましょう?
今回、ご相談いただいた方の事例をもとに、少しまとめたいと思います(^^)
<例> 42才ママ お子様(小学生、中学生)
色々なケースがありますので、心情的なところは少しおいて、お金まわりのことで考えると
◆お子様の教育費、養育費はいくらもらえる?
◆いつまで、もらえる?
◆家は住宅ローンで購入。残債がある。
◆子どもための学資保険を契約していて、どうなる?
◆自分の老後の為に貯まるタイプの保険を契約している。
◆仕事は今は、パート勤務。
どのくらい働けば、生活できる?手当はどうなる?
などが、ご質問で多くあがってきます。
なぜ個別にご相談するのかというと、上記のご質問であっても、
当たり前のことのようですが、一人一人答えが違うから(^^;)。
◆お子様の教育費、養育費はいくらもらえる?
小学生、中学生のお子様がいらっしゃる方の場合、今後、公立or私立、大学は進学するのか、しないのか。
によって、かなり変わってきますよね?
教育費にかかるデータに基づいて、シュミレーションをさせて頂きます。
そして、問題の「養育費」がいくらもらえるか?
離婚の時、裁判所で調停委員さんが参考にする
「養育費算定表」をつかって概算をだします。
例)パート収入100万円
配偶者の年収400万の場合 養育費算定表では、4~6万円
配偶者の年収500万の場合 養育費算定表では、6~8万円
これは、あくまでも算定表の数字ですので、配偶者の方との話し合いになります。
もちろん、お子様の今後の生活・学費において、かかる費用を計算して、必要であることをしっかりとお伝えすることが大事ですね。
◆いつまで、もらえる?
これも、実は大事なポイント!!
一般的に多いのは、成人をメドに。
では、皆さんに質問で~す(^^)
「成人」っていくつでしょうか? 18才? 20才? 22才?
もし大学進学して、20才で養育費おわったら、えぇ~ってなりませんか?
なので、この部分も、話し合いが必要になりますね。
◆家は住宅ローンで購入。残債がある。
大きな財産であり、お金を分ける時に悩む“家”
まずは、今の家の価値を知る。売ったらいくらになる?
住宅ローンの残債はいくら残ってる?
それらを計算して、プラスが多いのか、マイナスが多いのかで、この家に住むか、売るか。
検討しやすくなりますね。
◆保険の契約どうなる?
お子さんの分、ご自身や配偶者の方の分、それぞれ貯まるタイプの保険の契約されている方も。
まずは、保険会社さんに保険を解約したら、金額はいくらほどになるか確認。
解約したら戻るお金を、財産としてみなして分けることができますね。
でも、途中解約すると損することも多いので、解約するかは、よく考えてからしてくださいね。
◆どのくらい働けば、生活できる?手当はどうなる?
これからの生活、1番気になるところ!
今の生活や、今後の生活において、どういう生活をなさっていくのかをお聞きしながら、ライフプランを作らせて頂きます。
その中から、働き方を考えたり、養育費や収入面をどうするか。住まいをどうしていくか。を、じっくりと考える事ができますね。
貴女らしい生活を迎えるために、お金まわりの事もしっかりと見据えてくださいね。
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