【iDeCoをこれから始める方へ】押さえておきたいポイントは?
皆さま、こんにちは。
女性のお金の専門家、マイライフエフピー®認定講師・認定ライター山﨑かづ偀です。
iDeCoに興味がある、または
いざ始めたけどよく分からない方へ
押さえておきたいポイントをお伝えします。
ご参考になれば嬉しいです。
~iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)とは?~
iDeCoとは、
- 自分で資金(掛金)を積み立てて、
- 自分で運用し、
- 資産を形成する年金制度です。
公的な年金に加えて、自分でプラスアルファするじぶん年金と言えますね。
毎月積み立てる金額や、運用する商品(投資信託など)は自分で決められます。
~iDeCoのメリットは?~
① 掛金が全額(全て)所得控除されます。
税金がかかる所得が減るので、所得税や住民税が少なくなります!
【どのくらいおトクになる?】
税金は、収入から様々な控除が差し引かれた課税所得によって、決まります。
iDeCoの掛金(毎月積み立てる金額)は、全額が控除されるので、税金がどのくらいおトクになるかは以下の計算式で求められます。
オトク金額=1年間iDeCoで積立てた合計額×(所得税率+住民税率)
例)課税所得300万円(所得税10%、住民税10%)の人が、毎月2万円を積立てたケース
2(万円)×12ヶ月×20%=48,000円 節税できる!
更に、収入が多い方は、所得税率も上がってくるので(5~45%)、更に節税額が大きくなります。
② 運用で利益が出ても非課税で再投資されます。
通常は、投資信託など(金融商品)の運用で利益が出ると課税(源泉分離課税20.315%)されますが、
iDeCoでの運用益は非課税となります。
運用期間が長期間になると、この節税効果もかなり大きくなるのではないでしょうか。
③ 受給時に所得控除を受けられます。
退職所得控除や、公的年金等控除の対象となり、受取る時にも税金が優遇されます。
※どちらの対象になるかは受け取り方法によって異なります。
なお、受け取りは60歳以降で、それまでは原則として引き出し出来ませんので、ご注意くださいね。
~情報収集してみよう!~
いざ、始めようと思うと色々と疑問点が出てきますよね。
今やネット上では情報が沢山溢れていて、余計に混乱してしまいます。
ご自身で情報を集めるときは、ぜひ公的な機関が発表している、正しい情報を探すようにしてくださいね。
~その他のポイント~
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60歳まで引き出せない
税金がお得になるからといって、現在の生活を圧迫してしまうような無理な積立てはしないように注意しましょう!
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金融機関選び
銀行や証券会社など色々な金融機関でiDeCoを取り扱っています。金融機関によって取扱商品や手数料が異なりますので、よく調べて比較検討していきたいですね。
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iDeCoで課税所得がコントロール出来る!
私自身、シングルマザーで児童扶養手当を受給していますが、受給額の決定には課税所得が関わってきます。その他、給付型奨学金の可否にも住民税の課税状況などが大きく関係してきます。
iDeCoを使って、老後に備えながら、今受けられる支援制度も活用できるといいですね。
ご意見、ご質問等お待ちしております。
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