シンママの悩み「家計」~③支出を減らす・保険~

兵庫大阪の女性のお金の専門家
マイライフエフピー認定講師®の浅井優花です。

シングルマザーの収入を増やす方法は、こちらに書かせていただきました。
さらに、前回は教育費を減らす方法を書かせていただきました。

今回は、家計で質問の多い保険についてです。

保険入られていますか?

シンママさんの相談の中でも、「保険」の相談が多いです。
プレシンママさんの離婚の相談でも「保険」のことをよく聞かれます。

どうして保険に入ってますか?

「子どもの教育費を貯めたい。足りるか不安。」
「自分に万一のことがあったら、どうしよう」

やはり、子どもの教育費や、(考えたくはないですが)万一自分に何かあったら・・・不安になってしまうからこそ、保険に入って備えようと思われているのではないでしょうか。

どんな保険に入っていますか?

●死亡に備える保険

自分が亡くなったら、子どもが遺される。この状況に備える保険です。

●医療保険・がん保険

病気やケガ、がんによる入院や手術にかかる費用を保証してもらえる保険です。

●学資保険

子どもの教育費に備える保険。もし自分が亡くなったらそれ以降の保険支払いは免除となる保険です。

●老後の保険

自分の老後のために備える保険です。

死亡保険を検討する前に

考えたくはないですが、万一自分が亡くなった場合、遺された子どもたちが生活していくのにどれくらいお金が必要ですか?

ここで、考えてほしいことは「遺族年金」がもらえるということです。
年金を納付されていますか?納付状況も影響します。

必要なお金 - 遺族年金 = 死亡保険

死亡保険は、掛け捨てになりますのでよく考えて入ってくださいね。

医療保険を検討する前に

自分自身のけがや病気は、シングルマザーさんの場合所得が一定以下であれば、「ひとり親家庭等医療費助成制度」の対象となり、
医療費の負担を軽減できます。さらに、高額の医療費がかかった場合は「高額医療費制度」を利用すれば医療費の負担が軽減します。
会社で社会保険に入られている場合、所定の条件を満たせば「傷病手当金」を受け取ることが出来ます。

お子様の病気やケガも自治体の「児童医療費助成制度」を利用することで、負担がありません。

学資保険を検討する前に

満期になっても、昔ほど利息がありません。
でも、自分に万一のことがあったら将来の払い込みが免除となります。
死亡保険の代わりにもなりますし、祝い金という配当金や給付金が進学時期にいただけます。

こちらは、貯蓄タイプの保険になります。

老後の保険を検討する前に

「老後の備えをしておきたい。」「子どもに面倒をかけたくない。」という思いが強いシンママさんですが、教育費の工面が終わると
目の前に老後が見えてきます。

貯蓄タイプの保険になりますから、実は家計から見るとプラスの保険になります。

プレシンママさんは注意が必要です。
貯蓄タイプの保険は、財産分与の対象となります。

すべての保険に入れるほどお金があれば良いのですが、難しいですよね。
公的に受けれる制度を再度確認して、保険にかけているお金のことを再度考えてみてください。

我が家の保険どうしたらいい?と思ったらぜひこちらの講座にご参加ください。

先取貯金の方法や保険の事などをさらに詳しく、
吹田市のシンママ向け連続講座でお話させていただきます。

吹田市シンママ向け連続講座のご案内

<第1回> 令和6年1月28日(日)「子どもの進学を諦めさせない!~給付型奨学金を正しく知ろう~」 終了

<第2回> 令和6年2月4日(日)午前10:00~正午
「よくあるご質問!シングルマザー目線でお伝えします~家計・保険・貯金の方法など~」

今回は、女性とシングルマザーのお金の専門家®加藤葉子先生と山崎かづ偀さんと一緒にお話させていただきます!

参加資格 女性(シングルマザーの方、シングルマザーになるかもしれない人)

定員  20名 (多数の場合、吹田市在住、在勤、在学の方を優先して抽選)

保育  満員になりました

手話通訳 あり

費用  無料

申し込みは、吹田市電子申し込みシステム、電話、FAX、Eメールで吹田市男女共同参画センターまでお申し込みください。
2月3日まで申し込みいただけます。

講座詳細申し込みはこちらから

お問い合わせは、
吹田市男女共同参画センター(デュオ)
電話:(06)6388-1451
にお願いします。

※FP資格をお持ちでご参加希望の方は、必ずマイライフエフピーのお問合わせよりメッセージをお願い致します。

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