知ってるようで知らない?年収・所得・手取りの違いって??

お疲れ様です^^
大阪府を中心に活動している
女性のお金の専門家、株式会社スマイルピースの谷咲実です。

 

世の中には知ってるようで知らない用語が沢山ありますよね。
用語によっては今さら誰かに聞きにくい・・・
というものもありますね。
こっそり後で調べようって調べた経験、私はあります(笑)

 

 

例えば、ブログタイトルの
「年収・所得・手取り」
この違い、パッと出てきますか??

 

よーく考えたら出てくる方もいらっしゃるかも知れませんが
よく分からない・・・そんな方も多いのでは?と思います。

 

どれも「収入」に関わる用語ですが
今回はお給料収入がある方向け
この3つの用語の違いを解説したいと思います。


では「年収、所得、手取り」
この3つの用語の中で一番分かりやすいのは??

 

おそらく
「手取り」だと思います。

 

ですので
まずは手取りから解説していきますね!!

 

手取りとは?

基本給や手当などの総支給額から
社会保険料や税金などを引かれた後
金額の事を言います。

 

つまり、手取りとは
実際手元に入ってくる金額の事です。

 

給与明細には「差引支給額」「振込支給額」などと
記載されている事が多いかな?と思います。
(会社によって違います)

 

給与明細は支給合計しか見ていません!!という方や
そもそも給与明細を見ません!!
という方がいらっしゃいますが
給与明細には色々な情報が載っています。

 

例えば、出勤日数や遅刻早退日数、残業時間、有給消化日数などの
「勤怠」と言われる情報。
そして基本給や各手当の額、それらが合計された「総支給額合計」
社会保険料や税金、その他控除額等
総支給額から引かれるものが合計された「控除額合計」
「総支給額合計」から「控除額合計」を差引した「差引支給額」

 

引かれている金額を見て
「こんなに引かれてるの!?」とビックリするかも知れませんが
この機会に一度、じっくり給与明細をみてみて下さいね。

 

次は「年収」について解説しますね。

年収とは?

年収とは上記でお伝えした給与明細に書いてある
「総支給合計」を1月~12月まで
1年間集計した合
計金額の事です。
(賞与もあればプラスします)

 

例えば1月~12月までの総支給合計が30万円だった場合、
年収は360万円です。
(30万円×12ヶ月=360万円)

 

では昨年の自分の年収を計算してみよう!!と思った時、
毎月総支給合計が同じであれば年収の計算はしやすいですが
残業手当や昇給などで金額が変る事もありますよね。

 

お給料明細や賞与明細1年分を合計していけば出せますが
手間がかかりますね・・・。

 

その場合は12月または1月に会社からもらう
「源泉徴収票」を見ると一瞬で分かりますよ!!
年の途中で退職、再就職した場合は
再就職先からもらう源泉徴収票を見て下さいね。
(前職場で発行された源泉徴収票を提出していたら合計されていますよ)

 

見る場所は「支払金額」です。


一瞬で分かりますよね^^

 

では、最後に「所得」について
解説していきますね!!

 

所得とは?

私たちは1年間の収入に応じて国に税金を納めるという
ルールがあります。
それがよく聞く「所得税」といわれる税金ですね。

 

その所得税額を算出するために
まず計算するのが所得です。

 

給与収入がある方の所得とは
年収から給与所得控除を差引した金額の事です。

 

「給与所得控除」、聞いた事あるような無いような・・・
そんな印象だと思いますが
給与所得控除は
年収によって金額が変ります。

 

例えば
年収360万円の人の給与所得控除額は116万円。
所得金額は244万円になります。

 

年収500万円の人の給与所得控除額は144万円。
所得金額は356万円になります。

 

給与書所得控除の詳しい計算方法は
国税庁HPをご覧になって下さいね^^
国税庁HP

 

この所得も一瞬で分かる方法があります。
それは先ほどお伝えした源泉徴収票に記載されています。

 

見る場所は「給与所得控除後の金額」です。

ここが所得になります。

 

その所得金額から
○○控除(例えば基礎控除、配偶者控除、生命保険料控除など)を
差引いて課税所得を計算し、
税率が掛けられて所得税が算出される流れになります。

 

ややこしいですね・・・。

 

給与収入の方は会社が全て計算してくれるので
こういった計算の流れは知らない方が多いです。
でもお金の知識として知っておいてソンは無いと思いますよ^^

 

今さら聞けない経済用語は意外に多い?!

他にも知ってるようで知らない
でも今さら誰かに聞けない・・・という
経済用語としては

 

円安、円高、インフレ、デフレ、
日経平均株価、TOPIX、
キャッシュフロー、エンゲル係数、リボ払い、
社会保険、雇用保険、労働保険、
利息と金利の違い、
所得税と住民税の違い
などなど

 

ざっと出してみましたが日常で聞く用語、
なんとなーく知っていても
意味を理解できていないものは意外と多いのではないでしょうか?

 

知らないよりも知っているとトクする事もありますので
気になった事は情報収集してみて下さいね。

 

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