シングルマザーです。保険どうしたらいい?
先日シングルマザーの方から
日々の医療費は医療費の助成があるので助かっていますが
私に何かあったときの死亡保険に入っていません
保険どうしたらいいですか?
こんなご相談ありました。
子育てを自分ひとりで頑張っている
シングルマザーさんにとって
自分に万一のことがあったら
子どもはどうしよう…
そんな心配ありますよね。
今回は、シングルマザーさんの保険の考え方についてお伝えしますね。
万一のことがあったら、誰に子どもをみてもらう?
シングルマザーさんの場合
保険を考える前に
万一のことがあったら
誰に子どもを見てもらうか
まず、このことを考えましょう。
ご自身のお父さんお母さん、
それとも兄弟姉妹?
それとも元夫?
こことても大事になります。
その理由は後でご説明しますね。
自分に万一のことがあったら
お子様は誰にお願いするのか
まず考えてみてくださいね。
遺族年金の金額を確認する
次に遺族年金について確認しましょう。
遺族年金、どんな制度かわかりますか?
私たちが加入している国民年金や厚生年金は
老後のお金だけではないんですね。
自分に万一のことがあったときに
残された家族は
遺族年金という形で
お金がもらえることになっています。
遺族年金はいくらもらえるの?
遺族年金は、お子様が高校3年生の3月まで
お子様がもらうことができます。
もらえる金額は、お子様の人数によって変わります。
お子様が1人の場合、年間816,000円
お子様が2人の場合、年間1,050,800円
お子様が3人の場合、年間1,129,100円
この金額は、毎年4月に見直されますので、
正しい情報は、日本年金機構のホームページで確認してくださいね。
日本年金機構のホームページを参考に執筆者作成
わかりやすく図にすると
国民年金に加入している方でお子様が2人の場合
こんなイメージです。
お子様が2人なので、年間1,050,800円
ただし、上のお子様が高校を卒業すると
1人分の816,000円に減ってしまいます。
そして、
下のお子様も高校を卒業すると、
遺族年金はストップします。
厚生年金に加入している方の場合
遺族厚生年金が上乗せになります。
ただ、遺族厚生年金もお子様が高校を卒業すると
ストップしてしまいます。
遺族年金の注意点
ありがたい遺族年金ですが
お子様が高校を卒業するとストップしてしまいますので、
この部分は何かで補わないといけません。
そして、最大の注意点!
シングルマザーさんの場合
遺族年金は、
元夫がお子様を引き取ることになると
もらえません。
ここも注意が必要です。
不足する分を保険でカバー
遺族年金についてご理解いただけたでしょうか?
次に、
自分に万一のことがあったときの
お子様の生活費や教育費がいくら必要なのか
見積もってみましょう。
そして、
遺族年金の金額
現在の貯蓄額
勤務先に死亡退職金制度がある場合は死亡退職金の金額
などのすでに備わっている金額について見積もりましょう。
自分に万一のことがあった場合
お子様に必要な金額を計算して
すでに備わっている金額では不足する場合
民間の生命保険で補います。
シングルマザーさんに必要な保険の考え方、イメージついたでしょうか?
すでに保険に加入している場合でも
最近では
タバコを吸わない場合保険料が安くなる保険もありますので
一度、確認をしてみるといいですね。
自分ではよくわからないという場合は
お尋ねくださいね。
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